Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.
A BLUE SKY AND WHITE CLOUDS・・・A REVIEW
復刻版インタビュー(作品批評 2006/8/16)
機動戦士ガンダムSEED・Destiny ユウナ・ロマ・セイランさん
※本作の記述には関係ありません。
ユウナ: ここで私が主役を張るのは初めてではないでしょうか。小林さんの作品ではサイド4公使の、Revivalでは仮面の男ロマ・ギリアムの、オリジナル作家志望のユウナ・ロマ・セイランです。今回は作品批評ということでインタビュアーを務めさせていただきます。
小林: 作者の小林昭人です。サイド4公使、、原作(Destiny)の方の肩書きでお願いできませんか?
ユウナ: Destiny、、思い出したくないんですがね。オーブのセイラン家のボンボンで、カガリに拷問された上、グフに踏みつぶされるという、、しかし、このインタビューにはベルさんにハヤトさんに私と濃いメンバーが揃っていますね。
小林: 作者の趣味です。
1.作品批評(その構造)
ユウナ: とりあえず、オリジナル作家志望(小林設定)のわたくしが呼ばれたのは批評のためですよね。で、どの作品が対象なんです?
小林: 著作権の問題もありますが、最近ちょっとトラブル続きの盲目将軍さんの小説ですね。リンクを張りたかったのですが、何せ彼の掲示環境というのが非常に問題で、リンクでは十分じゃないんですよ。そこで第1話だけまとめましたのでお願いしますね。ま、オトシマエは付けてもらわんと。
(掲示場所)
お気楽極楽なSS発表会・シリアス編
ユウナ: ちょっとした復讐というところでしょうな。
小林: これでもまだ足りないと思いますよ。
ユウナ: 確かにこれじゃあ、仮に誰かが彼の作品「ガンダムSEED・FINALWAR」に興味があったとしても、最初から読むこと自体難しい場所ですねえ。これは小説発表会に名を借りた掲示板では?
小林: サイト管理者の運営方針をとやかく言うつもりはありませんが、読むことすら容易でないこの環境で掲示されても「公表」とは呼びがたいですね。彼も掲示を断られた逆恨みから、私の文章を勝手に2ちゃんねるに貼付して悪口を書いていますし、これは目には目を(An
eye for an eye)ということで。抗議は受け付けません。で、読んでみた感想はいかがでしょう? 彼の小説にまっとうな批評なんか付く機会は無いですから、これは良い機会だと思いますがね。
ガンダムSEED・FINALWAR を読む2人
ユウナ: 何というかまあ、、平板な印象ですね。あと、「縛忍法、糸縛り」って何ですか、この捻りも何もないネーミングは。
小林: 平板さの理由の説明の前に、まず指摘できることがある。台詞の数が多すぎる。
ユウナ: 確か小林さんは30分ものなら、台詞は3千語くらいが限度と書いていましたね。この作品、台詞は何語あるんです?
小林: 約6,100語、作品全体の文字数は11,700語(百桁以下切り上げ)だから、何と全体の半分が台詞。
ユウナ: 小林さんの作品の第1話はどうなんです?
小林: 第1話は18,100語と平均よりやや大きいのだが、それでも3,900字、実は陶金節より2千語も少ない。彼の作品に直すと、私のは2,500字しか無い、約4割で他の話もほぼ同じ。これは考えてるんですよ。
ユウナ: 陶金節氏によると、小林さんの作品は「長すぎて読む気がしない」という話ですが、こと台詞に関しては全く逆転していますね。小林さんの方はすぐにでも脚本に使えるレベルを心がけてると。「平板な印象」についてはどうなんでしょう? やっぱり何か構造的な問題があります?
小林: ありますね、ところでユウナさん。私の作品、第1話で何回場面が切り替わっていると思います?
ユウナ: 10回はあると思いますよ。敵味方双方の立場を書いていますから。
小林: 最初の導入を除けば20回ですね。陶金節の方は分かりにくいのですが5回というところですね。特に最後の節が長い。これが半分近くあるのですよ。私のは長いと言っても1節あたりだと千字弱で陶金節の半分も無いんですね。実は私のように明瞭に分けなくても、同じ節で切り替えていく手法もあり、こちらの方が一般的だと思いますが。それでも場面の切り替えの無い彼の小説の舞台は実に退屈なんですね。
ユウナ: 節が少ない割に字数が多いから密度が薄く散漫な印象を与える。また場所が最初から最後まで学校の校庭と動いてないから、読者の脳裏に浮かぶ風景が変化しない。これでは平板な印象でもやむを得ないと思いますね。
小林: そう、構造だけでもこれだけの問題がある。彼が読む人間、つまり読者のことを全く考えていない。そういう配慮もしない極めて自分勝手な人間だということは、構造を一目見ただけで分かりましたよ。
ユウナ: そういう自己中心的な人だから小林さんに突っ返された直後に2ちゃんねるに走ったんですね。
小林: 決闘王さんには事情を話しておいたけどね。
2.作品批評(その中身)
ユウナ: それでも、彼の人格よりも中身で評価すべきではないですか? 技法が優れていても面白くない作品はあるだろうし、その逆もある。型式だけで判別するのは形式主義と言えるでしょう。そういう点はどうなんでしょう。そもそも小説に型を強要するのは間違いではないのですか?
小林: その質問に答える前に、まずは物語を順に追っていきましょうか。最初の文章は、これはRevivalですね。当人も認めているからこれは良いでしょう。問題は次。
「では、この時、デストロイ五機に乗っていたパイロットの一人の名前を、・・・って、マヤ!!またお前居眠りかぁ!!」
(中略)
「デストロイのパイロットの一人の名前は、スティング・オークレーです」
ユウナ: マニアックな授業ですねえ、これは何か、、彼流のギャグなのでしょうか?
小林: その可能性は否定できませんね。
マヤのもう一人の友人、カン・トンメンは、マヤの顔をのぞきながら言った。
ユウナ: 名前に本気を感じないのですが、、(汗)。
小林: 設定もなんだかおかしいんですよ、例えば下。
軍学校のワークスジンの装備は、MA−M3重斬刀と、76ミリ突撃銃のみである。
ユウナ: 76oはおもちゃじゃない!
グラウンドにはジャージに着替えたダンベールと、肩まで伸ばした銀色の髪をなびかせた、見た目20代前半の女性が先に来ていた。この女性こそ、MS訓練の担当士官である、ジェシカ・エッセンスである。
(中略)
「今日はこのワークスジンを使ってMSの操縦の訓練を行います。ルールは簡単、私とダンベール士官が操縦する2機のワークスジンを、6機で捕まえてください。センサーの破壊は認められますが、コックピットへの直接攻撃は禁止、これはあくまで訓練なので、本気でやらないように。いいわね」
ユウナ: やるんですか、、これ(汗)。ここ、学校の校庭でしょう?
小林: えらく金の掛かりそうな「訓練」ではありますね。先の授業風景といい、ガンダムって、「腐ってもリアル系」の作品なんですがね。
ユウナ: でも、こんな感じのナンセンスさは小林さんがリンクもしている江戸女さんなんかはお手の物でしょう。苦しいのですが、ギャグだと思えば許容もできるのでは?
小林: 江戸女さんの場合対象が「アテナの聖闘士」という非常識認定の集団だから許されるんですよ。Destinyはギャグですか?
ユウナ: 微妙な所ですね、、そういう点、最初のギルバート・デュランダルさんについての解説は一体何だったのでしょう? これ、一応RevivalをモチーフにしたDestinyの後継作という触れ込みでしょう? つまり、Destinyの視聴者をターゲットにしている。ここまで設定をバカっぽくおかしくする意味があるんですか?
小林: 私の場合は「ゼータ」で「7年後のアムロとシャア」を見たかった人が対象ですからね。作品では14年後ですが、「ゼータ」に期待するものが「錯乱少年カミーユ・ビダン」の物語ではなかった人は当時でも大勢いたんですね。想定される読者層は今でも確かにおり、公表一年後でもコンスタントに読まれているのがその証拠。でも、彼の異常な描写はここに止まらない。さらに次がある。
ユウナ: このあたりでお腹一杯という感じが、、(苦笑)
グラウンドの近くの林の中から、6人の男達が飛び出してきた。 『あ、あいつらは一体なんだ?』
(中略)
「フン、ここにあるMS8機は、我ら梁山泊がいただいていく!」
ユウナ: いきなり三国志ですか。
生徒は大声で助けを求めた。仰向けに倒れているワークスジンの側には、禿頭の大男と、黒いもみ上げと髭が繋がった男がいる。
「へへ、まず1機捕まえたぜ!」
「早速持ち帰るとするか!」
二人の男はワークスジンを担ぎ上げようとしている。
ユウナ: 担ぎ上げる、、アテナの聖闘士も真っ青の非常識な集団ですね。そうですか、、梁山泊って、水滸伝でしたか。
「待てよ、マヤ!!あいつらは梁山泊の一味だと、ジェシカ先生が言ったろ!!やめておけ!!」
(中略)
「まだ分からないのか!!あいつらは世界三大レジスタンスの1つといわれている、梁山泊の奴らなんだぞ!!あの独立部隊・ワルキューレのドム・トルーパー三戦士のヒルダ、マーズ、ヘルベルトさえ奴らに苦戦したんだ!!あんな奴らに向かっていっても、すぐ返り討ちにあっちまう!!」
ユウナ: この人達(ヒルダ、マーズ、ヘルベルト)、どうもネット上ではこういうキャラクターという地位を固めつつあるようですね。Revivalではカナードにやられ、ドーベルマンにやられ、シンに殺され、今度は梁山泊ですか。たぶん今後も創作小説ではこういう役なんでしょうね。いずれにしたって、この連中、素手でここまでできるんじゃあ、モビルスーツ盗む意味ないですよ!
小林: もはやタツノコプロの悪玉トリオに近い存在になりつつありますな。
ジェシカがダンベールに気を取られているうちに、青痣の男がジェシカの機体の頭部に素早く登り、腰に下げてある剣を抜き、
「この吹毛剣の切れ味、受けてみろ!!」
と叫んで、ワークスジンの頭部を豆腐を切るかのようにバラバラに切り刻んだ。青痣の男が地に着地すると、ジェシカのワークスジンの頭部は細切れになって爆発した。
ユウナ: いい加減にしてくれと、、もういいですよ。彼がどんな話を面白がっているか痛いほど分かりますよ。
小林: こういう話がしたければ勝手にやってくれと言いたいんだよね。下は以前の彼の主張。
「素朴な疑問なのですが」より拝借
どうも、通りすがりこと盲目将軍・陶金節です。
僕も他のサイトさんのところでリバイバルとは違ったSEEDシリーズの二次創作を書いてる身なのですが、(とはいってもかなりあの世界観から逸脱したキャラやMSが大勢登場します。素手でMSを破壊したり、刀でMSを斬ったり・・・、さらには超能力を使ったり・・・)
どうもここを見ていると、リアルに縛られすぎているような感が否めないと感じました。
小林: テメー程度の作品は二次創作って言わねえって。
僕はあれこれ言うつもりはありませんが、
僕も鳳砂さんと同じく、本編でもこの話でも感じるラクスの印象は「純粋悪」
しかも悪気がない最もたちの悪い最大の悪党と感じてしまいますね。
(最もラクスが反社会性人格障害でもあれば話は別ですが)
これじゃ賢者の絶対正義もクソも無いでしょう。
正しく直すならば「純粋悪の完全正義VS弱者の試行錯誤」でしょう。
「ラクス率いる悪党共を無限地獄に引きずり落とせ!」というような痛快な勧善懲悪であれば話を作るは簡単なんですけどね・・・。
小林: そこまでして梁山泊を出したいか。だったら自分でやれ。
別の掲示板より拝借
どうもこんにちは。陶金節です。
物語の設定は描く人によって色々違いますよね。設定が大事だという人も中にはいますが、設定や物語が破綻していてもそれを跳ね除けるパワーで人気を不動にした作品もこの世には存在しています。(特に宮下あきら氏やゆでたまご氏や原哲夫氏がそのいい例です)SEEDの監督は富野監督等のレベルに到達するのは確実に無理なので、どうせなら上記のお三方のような偉大な作家さん達を見習って欲しいですね。なんたってあそこまで物語を破綻させるのですから・・・。
小林: 宮下あきらや原哲夫が富野喜幸より下だって、当人の前で言ってみたら?
ユウナ: 明らかに一定の傾向を感じますよね。そして、その集大成がガンダムSEED・FINALWAR、出来の悪さを見ると、創作家としての彼の方もFINALにした方が良いような感じですがね。いったいこの作品、何が言いたいんでしょう?
小林: まあ、原作の方も「Gガンダム」というのがあるので、ナンセンスだから全て悪いとは言わない。でも、これはそういう作品でもないね。いずれにしても、彼の目には読者の姿は映っていないようだね。
ユウナ: 「Gガンダム」も凄い作品なんですが、「一応ガンダムは使う」というお約束はありましたね。辛うじてですが。あと、「盗品ガンダム」の伝統は踏襲していますね。
「ふん・・・ふん・・・ふん・・・ふん・・・、こりゃあすげえぜ!!ワークスジンが8機もあるぜ、ダンナ!!」
小林: つまらない所は原作をパクる。ジンなんかで喜ぶな、ガンダムを盗め、ガンダムを。
ユウナ: 何というか彼の言い草には、仮想的有能感ですか、それが作品に出ていませんか? Revivalに対する意見だって、腹の底では制作者をバカにしているような感じを沸々としませんか? 世の中ナメているというか、、
小林: 改めて見るとそれは感じるね。私もやられたからね。最初は掲載求めてきた相手が、断わられたら掲示板で誹謗だぜ、冗談じゃないよ。
「あいよ!縛忍法・糸縛り!!!」
ユウナ: もういいです、それにしてもつまらないネーミングですね。糸で縛るの、当たり前じゃないですか。
「あっはっは!無駄無駄!この俺の操る金糸はな、象だろうが、MSだろうが、なんでも動けないようにしちまうのさ!」
小林: 熱が出てきますね、、お茶でも飲みましょうか、、
3.総評
小林: こんな路傍の石以下のロクでもない作品に、まともな批評が付くのは今回が最初で最後だろうから、陶金節もありがたいと思ってもらいたいね。
ユウナ: まあ、あの程度じゃあ、先は見えてますな。
小林: 彼(陶金節)は私の作品のことを「アニメ化したらひどく退屈な作品」とか評していたけど、他ならぬ自分の作品が放映作品の原稿だとしたら、「あいや、忍法、二倍台詞廻し!」になることには気づいていただろうか。私の方は辛うじてセーフなんだが。
ユウナ: 全く気づいていなかったと思いますよ。小林さんの作品も30分は厳しいと思いますが、展開では勝負にならないんじゃないですか? そうですか、彼の作品は映像化すると一時間以上ですか、その割には退屈な中身ですね。一時間も学校の校庭を映していたら視聴者はお茶飲み始めるでしょうね(笑)、これは間抜けな作品と。
小林: ま、人を掲示板で散々誹謗した報いということで、当面は晒しものにさせてもらうけどね。著作権については、訴えたければ訴えろと。
陶金節作の逆恨み誹謗掲示の数々
小林昭人って奴なんだけど
「花弁の海」掲示板(ハンドルKKKK)
別にRevialはいいんですよ。
政治ネタだけでなく、男の子が好きそうなMSイラストもありますからね。
特に19歳版コニールとチャイナドレスのシホは正直たまりません(えっ?)
それに比べて小林氏のサイトの小説は・・・。
そのほとんどが画像の使いまわしだし、MSのイラストもへたくそだし、
Revialと違って面白いMSの戦闘シーンはないし、
小説の内容がほとんど政治的、軍事的な内容といってもいいし、
なにしろ、クロスオーバーキャラやオリジナルキャラに魅力がないのが最大の欠点。
小林氏は他サイトさんの二次創作を苦笑(という名目の罵倒)しておりましたが、
(確か、文字が小さすぎるとかどうとか抜かしやがってたっけ・・・)
「見ている人が本当に楽しめる小説をろくに書けないあんたがそれを言う?」と掲示板に書き込みたくなりましたよ、本当に。(どうせ、無礼だのぶしつけだのという理由で削除するだろうから、書き込まないですけど)
こういうことをメールで彼に送らずに、ここで書いている僕も「フェアプレイ」じゃないなあ(笑)
それでも小林氏本人が「リアル思考に凝り固まった人間」であることには変わりませんけどね。
その証拠に彼はブログで、オリジナルMSを造る人のことを「戦闘狂」呼ばわりしていますからね。
ああいう人間を僕が造った造語で言えば「他サイト二次創作潰し」と言いますね。
本当はこういうことは書きたくなかったのですが、
彼のサイトを見て、本当に怒りがふつふつと沸いてきてしまいまして・・・。
はっきし言って、たかが一市民のブログでこんな風に叩かれては、千葉氏も迷惑でしょう。
(これをある言葉で例えるならば、余計なお世話といいます。千葉氏本人に言いたいことがあるならば、メールで送ればいい。それが「フェアプレイ」というものです)
作品というものは、見ている人を楽しませてナンボです。
アストレイは設定とかが分からなくても、本編以上に楽しめる要素を持っている。
その点ではアストレイは非常に優れた点を持っているでしょう。
それに比べて上のサイトの管理人はどうか?
彼の二次創作を見た感想は、
「これなんていう銀河英雄伝説?」
と思いました。
はっきり言って、彼の作った二次創作がアニメ化されても、
見ている人達はげんなりするでしょうね・・・。
だって、あまりにもリアル過ぎて見ている人がついていけないのですから。
見ている人は、例えばかっこよく動くMSが見たい。
例えば、自分の好きなキャラに感情移入してみたい。
例えば、アニメ本編を見て、色んなキャラシュエーションに
脳内妄想でハアハアしたい(えっ)
見る人によっても色んな見方があるわけです。
それを己のリアル思考に凝り固まった作品を見せられては、
見ている人もげんなりしてしまうわけです。