MUDDY WALKERS 

 恋愛プロファイリング

 ■エマ・シーン Emma Sheen

 生年月日/UC0063 24歳
 出生地/地球(日系9世だとか…)
 職歴・軍歴/地球連邦軍の特殊部隊、ティターンズに所属するMSパイロットで階級は中尉。
       エゥーゴと接触し、ティターンズを脱走してエゥーゴに加わる。
 主な搭乗機/ガンダムMk-II、RMS-099(MSA-099)リック・ディアス
 趣味・特技/ドライブ
 男性関係係/憧れのお姉さま的立場だったが…。…カミーユ・ビダン
       付き合ってもいないのに結婚を迫る?…ヘンケン・ベッケナー

狙い球白馬の王子様

 彼女の出自など、プロフィールはほとんど作品の中で語られませんが、エリート部隊であるティターンズにいたことから、裕福でしつけのしっかりした保守的な家庭で育ったものと思われます。醸し出す雰囲気や言葉遣いからして、実は大変なお嬢様ではないかと推察されます。「〜ではなくてよ」など、いかにも気取った口調がいかにも自然に聞こえるのは、根っからのお嬢様である証拠です。
 もちろん、そんな彼女も素敵な男性が身近にいれば、心を奪われることだってあったでしょう。しかし、彼女は恐らく何の不自由もないのに、ある種理想に燃えて、あるいはその仕事に憧れて、MSのパイロット、あるいはティターンズの道に進んだものと思われます。しかし、ティターンズが自分の考える理想、あるいは正義を実現するものではないと分かると、あっさりとエゥーゴに寝返って、かつての同期に何の躊躇もなく銃口を向けています。
 このように、自分の理想の追求に余念のない彼女が、もし理想の男性に巡り会っていたとしたら、何もしないでおれたでしょうか。しかし、Zガンダムの中で、彼女はどの男性に対しても、積極的に動くことはありませんでした。ヘンケン・ベッケナーにしつこくつきまとわれていましたが、照れ隠しではなく本気で鬱陶しがっていたように思われるところを見ると、彼などまったくタイプではなかったのでしょう。では、誰が理想のタイプだったのでそうか。それはまったくもって、わかりません。カミーユ・ビダンには多少思いもあったようですが、それは恋愛対象というより、ニュータイプの理想を示してほしかったからという程度のものと思われます(その思いも、あまり報われていなかったようですが)。結論として、こう言うしかありません。彼女は現実にはいそうにもない“白馬の王子様”を追い求めているのだと。

勝負球自己犠牲

 もし、彼女が“白馬の王子様”に出会えたとしたら、どうするでしょうか。おとぎ話が示すように、白馬の王子様に出会ったら、お姫様は自分から勝負に行かずとも、眠りを覚ます口づけを待っていればいいのです。ところが、彼女は自らMSを駆って戦場に立つ戦士です。とても待ってなどいられないでしょう。理想に走る彼女は「自分のしてほしいことを、他人にもしなさい」という理想そのままに、相手に対して自分がして欲しいと思っていることを、やってしまうに違いありません。ある意味究極の自己犠牲です。
 しかし、それが相手にとって良いことかというとそれはまた別問題で、やっぱり、お姫様は王子様においしいところを残してあげなくてはいけません。それができない彼女の勝負球は、実は最初から通用しない…のかも。かくて、“白馬の王子様”はいつまでたっても現れないということになるのです。

攻略法

 そんな誇り高い彼女を狙っている男性諸君、だからといって彼女の理想の男に近づこうなどと考える必要は微塵もありません。“白馬の王子様”を演じたって滑稽なだけです。そんなことより、普通にさりげなく、一番近いところにいつもいてあげれば、いいんです。ありのまま、でいいと思います。そういう意味では、ヘンケンのやり方もそう間違いではなかったのですが、彼はエマの話を聞かずに一方的に自分の思いを伝えようとしたところが、いけません。女というのはですネ、自分の過去とか自分の思いを語るのが、実は大好きなんですよ。だからさりげなく側にいて、彼女からいろんな話を聞き出せばいいんです。その中で、自分の理想を語ると。それが彼女と同じでなくても、「理想を持って生きている」ところに、彼女は注目するはずです。
 ただ、これだけは注意しなくてはいけません。もし贈り物をするならば、ヘンケンのようにレコアに言付けたりしないで、ちゃんと自分で渡しましょう。

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