Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2021/7/11)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。




はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.アニメ「スーパーカブ」12話特集 反省会 パート2



①「故郷への長い道」

、、それから小熊と礼子、椎は宮崎シーガイア(つぶれた)や熊本の草千里など、九州のあちこちで桜を楽しみながら帰路についた、、、唐津にいったときは、、、瀬戸内海から太平洋へと抜ける。伊勢湾に着いた時、、、100m潜水、、、富士山周辺をあちこち寄り道しながら、北杜に戻った(246~248p)。

ハヤト: ま、帰路も愚連隊という感じですが、「帰ったら桜が咲いていた(248p)」なんて作者は一週間くらいで行き帰りできると考えていたみたいです。それが甘っちょろい見通しであることは前回示しました。北杜でも桜が乱れ咲きの出発から8日後、彼女たちはまだ鹿児島にいます。

小林: 前回の検討で帰路は鹿屋からと決めたよな。鹿児島や志布志からのフェリーは選ばない。フェリーだったら大阪に着いてるけどな。


鹿屋航空基地史料館

ハヤト: このツーリング、いろいろと呪われていますが、鹿屋というのが運の尽きです。翌朝早々、礼子たちは鹿屋航空基地博物館英霊に鎮魂の祈りを捧げなければいけません。彼女(礼子)はミリヲタですから。

小林: 要するにアミの塩辛に続き、作者の書き物のせいで出発がまた遅れるわけだ。

ハヤト: あと、オイル交換もあります。2,000キロ近く走ってきて、小熊のカブも、礼子ハンターももうガタガタです。

(8日目)150km
鹿屋航空基地史料館(9:00~10:00)→トライアル鹿屋店<オイル交換>(~11:00)→さんふらわあ志布志フェリーターミナル<昼食>(12:00~13:00)→フェニックス・シーガイア・リゾート(17:00)<給油>


 
日南は日本有数のジメジメ(高湿度)地帯、海辺にこだわらなければ120km

ハヤト: ま、例によって到着が遅いので、到着してもシーガイアのアクティビティ(乗馬、潜水、プール)は終わってしまっていて、ほとんど楽しめません。疲労も累積していることですし、礼子さんはお金持ちですから、ここは翌日は休日にしてシーガイアに泊まってしまいましょう!(宿泊費礼子持ち)。

  
シーガイアのもてなしの数々

(9日目)
 ツーリングは休み




 
オーシャンリゾートは取り壊し、民事再生でホテル以外のレジャーはかなり縮小

小林: この宿泊だけで今までのツーリング費用が吹き飛びそうな勢いだな。

ハヤト: 原作通りにやるとこれしかないんです。

 
シーガイアの朝食ビュッフェ

(10日目)190km
フェニックス・シーガイア・リゾート(9:00)→森の学舎<昼食>(11:45~12:45)→高森町<給油>(15:00)→阿蘇山火口・草千里(15:40~17:00)→阿蘇市<給油>(17:30)


 
阿蘇山ロープウェイは噴火でほぼ破壊(廃業)

ハヤト: 出発はもっと早くても良いですが、シーガイアの豪華ビュッフェを見逃すとも思えませんからね。いろいろあって9時にしました。給油は高森ですれば阿蘇は全然余裕ありますが、翌日以降も考えて、いつも通り終日で給油と

小林: 閉業間際に急いで見て歩く感じだな。ロープウェイが休業中だから、火口は見れないだろう。

(11日目)300km
阿蘇(7:00)→唐津<昼食・給油>(12:00~13:00)→下関(18:40)<給油>


 
右は唐津城

ハヤト: いよいよ九州脱出です。ですが唐津に立ち寄っているので、距離は直行の倍になります。阿蘇からだと午後には本州に渡れる距離ですが、海水浴モドキのせいで夕方に下関がせいぜいです。例の作者カルマですね。なお、福岡周辺は例の博多シフト(25km/h)で計算しています。

小林: 海水浴はしなかったんだな。

ハヤト: この段階では止めてます。それをやったら博多宿泊でしょう。

(12日目)300km
下関(7:00)→柳井市<昼食・給油>(12:00~13:00)→竹原市<給油>(18:00)

 
原爆ドームは通らない

ハヤト: せめて三原までは行きたかったんですがね。例の作者のこだわりで沿岸走行を続けた結果、ここまでがせいぜいです。三原は40分あれば行けますが、もう燃料がないので、給油しないと行けません

小林: 竹原で頼み込んで泊めてもらえなかった場合は、給油して三原に移動だな。このあたりの街は小さいのが多い。

ハヤト: 広島でも良いんですが、距離伸ばしたいですからね。呉で戦艦大和なんか見てられません。

(13日目)300km
竹原市(7:00)→四国汽船宇野支店<昼食・給油>(11:40~12:40)→明石市<給油>(18:00)

 
右は四国汽船宇野乗船場

ハヤト: ようやく近畿地方に入ったということで、フェリーだったら5日前に着いていたんですが、明石海峡大橋の近くで終了です。泊まりはそんなに苦労しないと思います。

小林: 神戸まで行けば肉まんや月餅が買えるけど、日本有数の渋滞地帯だから明石が無難だな。

(14日目)210km
明石市(7:00)→大阪城<昼食・給油>(11:00~12:00)→伊勢市<給油>(18:00)


 
ダイビング以外は興味ないらしい(伊勢神宮)

ハヤト: 紀伊半島縦断ですね。ジャック・マイヨールとかいう潜水夫に対する作者のこだわりで、伊勢海老漁をしている伊勢志摩に移動するまでに力尽きました。都市部ですので、移動ペースは遅いですが、潜水にこだわらなければ岡崎までは行けたでしょう。

小林: 漁はできないから明日だろう。

(15日目)200km
伊勢市(7:00)~<海水浴、昼食>~五ヶ所湾(14:00)→伊勢市<給油>(15:30)→四日市<給油>(17:30)


  
雑誌ブルータスのマイヨール氏特集

 伊勢湾に着いた時、礼子からマイヨールがここで催された世界大会で、、、小熊も海に飛び込みたくなって(242p)、、

ハヤト: 書いてあるから仕方ありませんね。午前中は伊勢志摩を巡って水遊び、遊びすぎたので往路でも逗留した四日市で再逗留です。寝る前にコインランドリー、買い出し、そしてガソリンを入れておくのが淑女のたしなみです。

小林: まだ先は長いからな。

(16日目)310km
四日市(7:00)→磐田市竜洋海洋公園<昼食・給油>(12:00~13:00)→三島市<給油>(18:00)


 

、、甲府や韮崎といった見慣れた地名が見えてきた頃、信号待ちで並んだ礼子が小熊に言った。
「富士山を見に行こう」(243p)


ハヤト: 声を掛けたのは興津(静岡県清水市)辺りだと思いますから、そのまま北上すれば夜8時には北杜に帰れました。ですが、礼子の台詞で三島に一泊しなければなりません。

小林: 御殿場じゃいけないのか?

ハヤト: チッチッ(指を振る)、例のカブ少年のエピソードがあるからですよ。夜中のファミレスじゃ違ってしまいます。ちゃんと「昼間の駐輪場」と書いてあるのですから。

(17日目・最終日)200km
三島市(7:00)~<芦ノ湖周遊>~御殿場<昼食・給油・カブ少年救出>(12:00~13:00)~<富士五湖周遊>~北杜(18:00)


 
イベントは正しい場所と時間で行わなければいけないので

ハヤト: この日はボーナス日ですね。北杜も近いですから、昼間のイベント(カブ少年)を除いては箱根や富士を散策です。帰宅は6時で良いでしょう。距離は地図では180キロくらいですが、多めに見て200キロとしました。

小林: やっと終わったな、恐ろしい旅だった。

 このおっちゃんがいちばん気の毒

ハヤト: 帰路はですね。何と行路の1,830kmを余裕で上回る2,160km、山陽の方が近いなんてウソですね。

小林: 7日目の鹿屋移動(60km)もあるから、総走行距離は大台の4千キロ超え、4,050キロにもなる。帰ったらオイルもあるが、タイヤ交換も必要になるんじゃないか?

不倒!聖地巡礼は絶望的!往復4,050キロ!

ハヤト: ここまで来ると学期始まってしまうと思いますよ。それじゃ、作品の総評とまとめは次回にしましょう。

小林: それで最終回だな。