Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2021/7/11)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。




はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.アニメ「スーパーカブ」12話特集 反省会 パート2前夜祭



①実在施設の件

ハヤト: パート1でプリンスホテルの件がありましたが、プリンスホテルは他のアニメでも消された例があります。ただ、プリンスグループ自体がアニメに不寛容ということはありません。コラボ企画やってますから。

小林: 他のアニメの例だと、取材で市役所に行って案内や立ち会いを求めるらしい。個々に交渉だと創作への理解の程度で対応がバラバラだから仕方ない点もある。カブもたぶんその式だが、炎上なんか見ると根回しが足りなかったかもしれないな。大きい会社は直接交渉した方が良かったかもしれない。

ハヤト: 炎上といっても、ディスっているのは静岡県の関係者かもしれませんがね。コメント欄からそれっぽいのを添削してみましたが。



ハヤト: あと一つ、山岳関係の規制に妙に詳しいのがあったのですが、削除されてましたね

小林: 公務員よりカブヲタ関係の方が多いだろうがな。でも、カブはヲタクバイクじゃないぜ。



ハヤト: 炎上の火種はやっぱり根回しの不足でしょう、、、静岡県やプリンスにしこりを残しちゃいけませんねえ。ヤマノススメというアニメでは静岡県と山梨県の要求で放映前にストーリーを0泊2日の弾丸登山から1泊2日に変更した例があります。5話の場合はそこまでの連絡が取れてなかったのでしょう。県が知っていたらストーリーを変更したはずです。

 
富士登山の写真とブル道で転ぶ礼子

小林: カブによる最初の富士登山はルートも違っていて、40キロの山道を18時間掛けて登り、登頂直前は山小屋に宿泊してアタックしたそうだ。

ハヤト: そもそも入山禁止ですから、他の山に変えられたかもしれませんね。変えても問題はなかった、、と、思いますよ。

小林: あと、グッズや版権なんかの話は商工会議所だそうだ。


よげんの書(アマゾンレビューから)


②北杜に帰れるのか

(7日目・230km)
鹿児島(7:00)→佐多岬<給油、打ち上げ>(12:00~15:00)→鹿屋(17:00)


ハヤト: 2千キロ近い距離を走り切り、ようやく帰路なんですが、そもそも場所からして問題ありますね。宴会は3時間くらいやっていたんでしょう。よく見ると近くにホテルとキャンプ場があるんですがね。見ての通り、携行品の中にテントはありません。飯盒と食料、着替えでいっぱいいっぱいです。

 
携行品は小熊のビジネスボックスだけ

小林: 礼子のカブもサイドバッグ積めば良かったのにな。順当な線としては近くのホテル佐多岬だ。他に30キロ以内に宿泊施設は1件もないので。しかも小説では宮崎に行ったことになっている。鹿児島なら夜になっても何とか戻れたと思うがな。

ハヤト: 原作があるのですから、2時間走って鹿屋が適当でしょう。志布志や都城もありますが、フェリーさんふらわあの寄港地でもある志布志は、海沿いを行くと120キロ近くになります。



小林: 本当なら宴会は1時間で切り上げて、これに乗るべきだったな。



ハヤト: そうですね、乗船1時間前、つまり午後5時に志布志港とすると、2時に切り上げれば間に合います。海岸沿いとか変なこだわりは捨てて直行すれば佐多岬から3時間です。

小林: 風呂もランドリーも食堂も寝るスペースもある。そして何より時間が浮く。大阪港からならせいぜい1泊2日だ。

ハヤト: 帰り道は大津以東は通った道ですから夜行も可能でしょう。次の日に上陸して、夜には北杜に帰れることになります。総走行距離も2,340キロで、このくらいならオイル交換しなくてもまず持つでしょう。

(8日目・430km)
大阪南港(8:30)→北杜(22:30~0:00)


小林: これが正解だな、が、トネはこんなことを書いてるんだ。

「富士山を見に行こう」
 小熊と椎も提案に乗っかることを決めた(243p)


ハヤト: 頭おかしいんじゃないかと、、

小林: と、いうわけで、帰りは鹿屋から出発して地獄のツーリングを再開することになるわけだ。



ハヤト: それじゃ本題に入りましょうか。


③椎ちゃんはバイクを保有できるのか

 

小林: カオルさんからコメントあったんだが、最終話で椎ちゃんカブ買うけど、一般に女性としてカブはスクーターよりも大きくて重いという印象で、小説での身長140センチ弱という椎ちゃんの身長(140センチ未満)では乗れないんじゃないかと。



ハヤト: 写真は一般的な女性ライダーですが、だいたい160cmくらいの方が多いですね。この人は158cmです。ちなみにリトルカブのシート高は705mmで、カブは735mm、ハンターは800mmです。



ハヤト: この方より20センチも低い椎ちゃんの場合は片足立ちでも危ない

小林: 乗れないじゃないか。

ハヤト: バイクは足で走るものじゃありませんから、つま先立ちで乗れないことはないでしょうが、もっと軽くて座高の低い車種に乗るのが賢明でしょうね。


スズキレッツ4 シート高685mm(カブ比△50mm)、68kg(カブ比△30kg)

小林: これは椎ちゃんよりは背が高いが、やはり150センチ未満のカオルさんならちょうど良い感じだな。が、これでもまだでかい

ハヤト: あと、バイクは体重の3倍までが取り扱いやすい限度とも言われています。

小林: 3倍でも十分重いよ。2.5倍くらいが手足のように操れる限度だろう。



ハヤト: こういう場面ありますし、小説でも体重30kgとかなりのマイクロ人間ですね。となるとやっぱり原付スクーターがせいぜいでカブは大きすぎる

小林: どうせ掘り出し物ばかりなんだから、カブじゃなくモンキーBAJA(シート高575mm)とか、スズキのGAG(シート高610mm)とかの方が良かったんじゃないか?

 

ハヤト: 全部希少絶版車なんですがね。それじゃ、本題に入りましょう。