Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2020/8/10)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。




はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.今月のゴーン事件(レバノン大爆発) 



小林: いや、どこに行ってもさあ、行った先で騒動に巻き込まれる人っているよね。実は私もそうだけど。

ハヤト: アナタ、何かありました?

小林: いやさ、今度こそは落ち着いて暮らしたいと思って長野に帰ったらさ、田中康夫が起こした騒動で県民を二分する大激論になっていてさ。

ハヤト: でも、ま、アナタはそういう場所にいれば嵐の中心にあるのはいつものことですね。

小林: 騒動を楽しめれば良かったのだがな。いずれにせよ、昔の話だ。



昨年末、日本で横領容疑などによって逮捕され、その後レバノンに極秘脱出した元ルノー・日産会長のカルロス・ゴーン氏が「ホームレス境遇」に陥った。9日、日本メディアの日刊ゲンダイDIGITALは、今月4日にベイルート港で発生した大規模爆発でゴーン氏の現地の豪華邸宅も完全に破壊されたと伝えた。彼は避難して、郊外に身を寄せているという。

ハヤト: ゴーンさんは私邸が破壊されてホームレス状態という話ですが、実は違うという話ですね。ま、爆発の映像は私も見ました。報道では今まで見ない種類の爆発だったと思いますが、アナタに言わせれば「大したことない」とか。

 

小林: NUKEMAPというのがあってさ、航空写真や映像から爆発規模を推定するとTNT火薬100~300トンくらいが妥当で、これはもちろん広島・長崎よりずっと小さいし、ゴーンの家は取材したAFPによると右の地図なので、これだったら窓ガラスも割れない(2キロパスカル程度)はずだ。

 
左・被爆前(20年1月)、右・被爆後(20年8月7日)AFP通信社

ハヤト: マア、無傷と言ってよいのではないでしょうか。

 被爆後のゴーン邸



ベイルートの大爆発でゴーン邸がダメージ受けた模様、と先日お伝えした。その後、いろいろ調べてみたら、どうやら建物の構造そのものが衝撃波で損傷しており修復は難しいようだ(評論家国沢)。

小林: これで致命的損傷だったらレバノンの高級マンションはみんな欠陥建築だろう(笑)。というより、ここで明らかになったのはゴーンは有名なこの家には実はあまりいなかった。AFPによると、郊外の別の場所で11月出版予定の本の執筆に勤しんでいたということなのだが。彼の行動に目立つプレスのいるこの家を拠点にしなければいけない必要性はなく、占有は日産に対する交渉材料としてのそれだろう。現に今までこの屋敷ではゴーンは目撃されていない。

ハヤト: レバノンは国際査察を拒否していますが、これは先の経済危機に加え、損害が実は大したものではなかったことを知られたくないんでしょうねえ。中東諸国を中心に支援の動きがありますが、それとも関連したことでしょう。放射能もありませんしね。

小林: 被害額は150億ドルとされているが、実の所は20億ドルくらいだろう。

ハヤト: そんなことより気になることがあるんですよ。

(つづく)