Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2020/7/5)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。




はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.今週のコロナウイルス





小林: 良く分からないのは感染者の増加は予想通りだが、NEXCO東日本が「なぜか」北海道の周遊割引を再開したことなんだ。東北なんかは募集中止のままなのにね。



ハヤト: 再開する理由が分かりませんね。北海道は東北6県の感染者数(291人)の4.3倍も感染者が多く(1,277人)、死亡者も50倍(2人/101人)で、今も増え続けている地域でしょう? NEXCOのお偉方の天下り役員の判断基準はどうなっているんでしょう?



小林: これもいかがわしい事件だが、何というかね、北海道大学とかいうガッコーは学長が下っ端の職員を罵倒したくらいでクビが飛ぶような大学自治の弱いところなのか。文科省大臣の判断ということはガッコーは自前の研究や資産では運営できない、準国有の財務体質ということだが、こういう「公の支配」に属する場合でも、憲法で保障された大学の自治は尊重されるべきなんじゃないのか?

ハヤト: 大学が詳細を明らかにしないので真相は闇の中ですが、そもそも下っ端職員の集団が教授会の議決を経ずして直接文科大臣とのチャネルを行使できるというのも、名和さんという人の人格は知りませんがね、この告発者の行為は越権行為の最たるものでは?

小林: 暴力学長の横暴行為だけなら良いさ、問題だと思うのは、こういう問題の処理の仕方ができるということは、文科省の役人が個々の研究者の研究内容にまで区々介入して評定し、クビを飛ばしたり左遷したりできるということだ。これはもはや大学ではないし、形式上可能なことは実際にも必ず行われる。

ハヤト: パワハラ被害者に対しては保護が必要なことは認めます。ですが、それはこと大学の場合はこういう形のものではなかったはずです。

小林: 日本では良くあることだが、仕組みだけ見栄え良く作っても、それを担う教授会や理事にそれだけの識見がなかったんだ。人がダメなものは何をやってもどうにもならないね。今回は北大だが、他も似たようなものだろう。



2.学生の口頭試問(偏差値)

 

小林: 上は我々にもおなじみの偏差値だが、つい昨今考えさせられることがあってね。大学卒業間近あるいは在学中の20代の学生数人と面談する機会があったのだが、最近は私も年が嵩んだから「採用する側の視点」でも見ることができるだろ、で、話してみると偏差値60以上の立命館の学生より、50前後の名も知らない三流大学の方が明らかに印象も良く、即戦力として使えそうだった。

ハヤト: 偏差値60~の方はアナタに近いでしょう?

小林: だからさ、ポテンシャルが高いことは分かるんだ。頭もたぶん良いだろう。が、能力を引き出すには採用する側にかなりのスキルが要る。今の企業環境でそういう条件が整えられると思う?

ハヤト: 難しいでしょうね。

小林: 企業の人事担当者も私と同じように感じるようで、蓋を開けてみると偏差値50は二人とも電通とミニコミ誌に、60の方はとりあえず大学院だが、給料だって最初からミニコミは手取り20万超えだし、電通の方はもっと良いだろう。立命館の生命科学科の大学院を出たところで、同じくらいの初任給貰えると思う?

ハヤト: せいぜいトントンでしょうね。しかし、どうしてそういう評価になったのでしょう?

小林: その後何度か話を聞く機会があって、電通の方は在学中から地方ラジオのパーソナリティーを、ミニコミも2回生からインターンで入っていて、卒業と同時に即戦力で使えるくらいの中身はあったんだ。対するに立命館は「マジメに授業を受けていただけ」、こういうのをどう評価すべきか、、

ハヤト: 立命館といっても推薦が半数以上いて、試験で入った学生は少ないですから、そういった学生のポテンシャルは50くらいの学校と大差ないでしょうね。その点でも大学名での差別化は難しくなっている。で、アナタだったらどちらの学生を評価します?

小林: 自分で使うなら推薦じゃない方の立命館だな、地頭の良い奴は筋道さえキチンとしていれば数言で話が片付くのがいい。しかし、組織ではやっぱり立命館ぐらいなら落として、即戦力になる方を上司に申告するだろうな。で、上の市民連合の写真になるのだが、

ハヤト: 山口さんの運動も地下レベルではそういった「即戦力」の学生に支えられているということですね。だから運動に創造性がなく、古い左翼スローガンを連呼するだけでブリリアンスに欠けている。山口さんの性格からして、人材のポテンシャルを引き出す能力はあまりないでしょう。



3.学生の口頭試問(即応力)



小林: で、今言った「地頭の良い学生」なんだが、実社会ではあまり報われていないことが多い。コンビニの店員とかauショップの店員とかパッとしていない仕事をしている例が少なくないが、小保方靖子も今はケーキ屋の店員だしな、稀に役に立つ時がある。それはいわゆる緊急時。私も考えていなかったがな。

ハヤト: 今の企業ではそういった学生はロクな訓練も受けていませんから、学生時代丸出しの例が少なくなさそうですがね。いわゆる要領の悪い、立ち回りの下手な人たちですね。小池百合子には投票しなかったでしょうが。

小林: 電話ショップの話もあるが、つい先日カオルさんと白樺湖に行った時に犬を保護してね、夕暮れ時の路上をリードを付けたままテクテクと歩いていたから、捕まえて近くのコンビニの店員に相談したのだが、これがいわゆる「不幸な元エリート」のアルバイトで。無茶苦茶早口だから分かるんだ。

ハヤト: アナタにとっては扱い易い相手でしょう?

小林: ホントに助かったね。地頭の良い奴だから、実はこの地域(白樺湖畔)は池の平ホテルの所有地で、何十もあるホテルの全件がオーナーに土地を借りている。いわば山中のホテル王国なのだが、そういう場所だからホテルのディナータイムの6時になると人通りが無くなり、コンビニも含めて店も閉めてしまう。交番や派出所は30キロ先で、保護は緊急を要したのだが、頭が良いので、ホテルと交渉して預かってもらう算段も二三言のやり取りで事足りた

ハヤト: 具体的にはどうだったんです?



小林: 頭の悪い奴なら、今の自民党や安倍政権みたいに、ああでもないこうでもないとロクな提案をしなくて時間を空費したと思うが、「池の平ホテルのフロント、場所はどこそこ」とすぐに返答を返したので、私もそれしかないと思ったが、数分でホテルのフロントに行き、カオルさんが交渉して保護してもらった。それからホテルの連絡網とツイッターで飼い主を探し、翌日には飼い主を見つけることができた。おかげで犬も助かり、私もホッとしたのだが、コンビニにいたのがコイツでなかったらと思うとゾッとしたね。

ハヤト: オフレコで聞いた話ですと、夜中はホントに人がいないそうですね。野生動物の王国とか。

小林: 実はビーナスライン、白樺湖・霧ヶ峰線と美ヶ原は私のバイク訓練場で昼も夜も良く知っていたんだ。シカとかイノシシとか、夜は本当に危ない。が、こういう機転の効く人材がこんな仕事をしているからこの国は落ちぶれたんだとも思ったな。頭の悪いネトウヨは言い訳はできても、失われた時間は戻らないからな。

ハヤト: タネ明かしをしますと、アナタもそのコンビニさんも保護した地域の特殊性、資本関係を理解していたということですね。ホテルは何十件もあり、売店もあったと思いますが、あと、30キロ先の諏訪警察署ですか、そういった事情を捨象して最善と思える解を秒単位の判断で見つけたと。確かに土地所有者の旗艦ホテルと直接交渉したなら、保護する能力も飼い主探しにも最適でしょう。



小林: もう一つ付け加えるならば、彼が自分のクビを飛ばすことのできるオーナー会社を恐れなかったということだ。これが忖度屋なら後難を恐れて逃げるか、故意にまずい方法を提示しただろう。あるいは人が困るのを見て溜飲を下げるとか、そういう人間性の腐食もなかったのが良かった点だ。もちろんホテルの対応も最善と言って良いものだった。ホント、たまに善行を施すと気分が良いね。でも、彼がいなければダメだった。少なくとも今より良い結果にはならなかった。池の平ホテルに動物同伴者用のケージがあったこともあったが。



3.やっぱり百合子当選



小林: これは小池百合子自身の本に記述があるんだが、この知事の場合、何があっても百合子を支援するという「ユリコ党」がいるよね。女帝の方には記述はなかったが。



ハヤト: しかしですね、本の内容は信憑性の高いものです。名誉毀損で訴えたとしても敗訴の可能性の方が大きいでしょう。カイロ大学の校章の違いなんか中学生でも分かる詐術の証拠です。にもかかわらず持ちこたえたという、東京都民は何考えているんでしょうか?



小林: しかしだ、都民はトリプルスコアで片付けられた宇都宮のおっちゃんがリリーフであることにも納得しなかったわけだ。支持を表明した立民さえ半数が小池に流れる始末、論戦ができなかったと言われているが、新型コロナ対策のような高度に専門的で未知の部分の多い問題につき指導者の責任を追及することは基本的な戦術ミスだったかもしれない。

ハヤト: もっと本質的な、都民が納得できる具体策を提示する必要があったかもしれませんね。緊急援助で都の財政が破綻しかけているのに、10万円援助といっても、現在の10万円給付すら手元に届いていない現状ではピンと来ません。



小林: 「夜の街クラスター」と他人に濡れ衣を着せ、敵を作って支持を集める手法も念入りに行われたしな。それに対するカウンターはそもそもゲイやホモの風俗店員に対する社会の白眼視を考えればまともに立ち向かうことは賢明ではない。

ハヤト: 財政については当確早々補正予算と起債と山本太郎さんの主張をそのまま言及しましたから、財政についての議論は元々その程度で良かったんでしょう。

小林: 東京都の財政は潤沢で、1兆円くらいの起債なら問題はなさそうだし、これは本当にこの程度で良かったんだろうな。

ハヤト: しかし、底をついたとされる東京都の財政調整基金も、感染拡大防止協力金の申請は9万件で、給付は1件あたり50万円(450億円)ですから計算が合いません。単純計算でおよそ95%が使途不明なのですが?

小林: あのお粗末な感染病棟の整備に9千億円も掛かったとは思いたくないな。国の方も相当だが、これで起債しても「史上最大の疑獄事件」の片割れになるような気がしてしょうがない。

ハヤト: 電通とかパソナとかオリンピック関連企業の補償やいかがわしい金になっていると見るべきでしょうな。「コロナ対策」の名目で税金の私物化が堂々と行われている。前に取り上げた1MDB事件なんてもんじゃないですよ。

小林: しかし、白痴の東京都民がイメージするには遠大すぎる話だ。



閑話休題

1.成功体験から抜けられないサヨク



小林: やっぱりこの人は27歳の時の成功体験から抜けられなくて、即戦力学生ならぬインスタント論法に飛びつく気があるな。緊急事態の話をしたら、対立候補が現職に敵うわけがないじゃないか。

ハヤト: それは言えますね、古今東西、国家的危機の際には世論は「指導者の下に結束しよう」になります。

小林: 指導者の下に結束しなかったドイツ革命やロシア革命は時の政権を倒したが、当時の民衆には共産主義という理想の国家ビジョンを提示する甘い囁きがあった。しかし、今さら暴力革命といっても、また、暴力よりは穏当だが漸進的な改革を目指す社会民主主義に先代ほどの破壊力がないことは自明だ。

ハヤト: 緊急性でも古いビジョンでも、武器が古すぎてそもそも戦いになりませんね。宇都宮氏以下はいったい何をテーマにすれば良かったんでしょう? 小池百合子氏のいかがわしさは彼らにも都民にも自明であったでしょう。

小林: 先にも述べたが、頭の良い人間にはクセがある。その知能の全てが他者への奉仕や気配りに向けられているとは限らない。むしろそういう人間は少数派だ。だから、ポテンシャルを引き出すには相応の廻り道をしなくてはならない。今言ったようなのはダメだよな。

ハヤト: 自民党も山口氏もやれ東大だハーバードだ国連だと頭の良さの証明のように主張していますが、アナタに言わせれば、それはある種の権威に膝を屈して屈従しただけとも言えますね。そうでない方向に向けられた知能もある。

小林: オレオレ詐欺の方向に向く奴もいるしな、テレビショッピングの健康器具に向く奴もいる。だが、共通して言えることは、こういう連中は他人を教導はするが、自分自身は教導されないということだ。自分の頭で考える人間はそうだ。そういった人間がやれ市民連合だ、宇都宮陣営だに何人いたのかな?

ハヤト: 集団の数や既存の組織の保有ではなく、そこにいる人間の質を変えなければいけないということですね。



小林: 宇都宮がそういった人間を振り向かせるスローガンを連呼していたかといえば、ブレーンが悪かったのでしょうがないが、宇都宮に限らず山本なんかにもそれはなかったと言うべきだし、あったなら、こういう結果にはならなかっただろう。


2.橋下徹から学ぶこと



小林: 橋下は別に天才ではないし、子沢山のタダの元タレント弁護士だが、私は今でもこの男と山口が融和できたらと思っているよ。なぜならば、この男に欠けていたのはカリスマではなく、きちんと正統的な学問を踏んだ良師だからだ。イスラム教のウラマーに相当する存在がこの男にはいなかった。大前研一なんか原子力屋で高橋洋一なんか数字屋だからな。こんなのではなく、きちんと我が国の政治学体系を修めた人間のことだ。

ハヤト: さっきアナタはそういうのは「既存の権威に屈従」とか言っていたではありませんか。

小林: 別に無手勝流を認めたわけじゃないよ。現象としてそうだというだけで、ちゃんと学問する必要性は認めているよ。もっとも今の日本に政治学をちゃんと勉強できる環境があればの話だが。で、私がこの男が他のタレント政治家と根本的に異なると思っていたことは、議会において自分の政党を作り、それから都構想をブチ上げたことだ。前者は政策を推進するための支持機関、後者は場当たり的でない制度論、政治の本質を初めて争点にしたことだ。

ハヤト: 都構想それ自体の当否はひとまず置くとしましてね。ま、前者は結局自分の政党からも追い出されましたし、後者は性懲りもなく今でもくすぶっていますね。

小林: 後者について言えば、橋下の後継者が、橋下自身も含めてその後パッとしないのは、「立ち上がれ日本」の東京政治家の影響もあったと思うが、良い点を突いておきながら、それを政治的に昇華させず、卑近な場当たり的利権誘導に結びつけるしか能も芸もなかったからだ。ウラマーのいない彼らには他にどうしようもなかっただろうよ。だが、この都構想というもの、中身のナンセンスさは横に置き、橋下がいなくなって何年にもなっても、今だに大阪府民の支持を得ている所には注目すべきだ。

ハヤト: 政治的核心をついたスローガンは強力で、長期的寿命があり、浸透力も強いということですね。確かに、都構想以上の政治構想は以降の国政・地方政治家からは出ていません。都構想が幻妄でも、そこに本質がある限り、政治構想としては生き続ける。

小林: 橋下には自分がブチ上げた構想を進める才覚はないわな。それはハッキリしている。しかし、彼が発明した政治手法には政治の真実はあるわな。翻って東京都知事選を見ると、、で、山口に話を戻すと、対立候補の応援に大阪に来た彼は仲間の中島岳志もそうだが、制度論をイジるのはナンセンスと最初から否定してしまった。まるで聖書のパリサイ人だが、テレビ討論もそうだし、両者融和はまずなかったが、今考えればやっぱり浅はかだったと思えるね。私はあの討論で橋下が「論破」したとは微塵も思っていないけれども、むしろ議論では橋下が負けていた。が、山口はそれ以上の叡智を示すべきだったのにしなかった過失がある。



ハヤト: アナタに言わせるとこの御方は過失が多すぎて政治学者やっていられないんですがね。

小林: 橋下がいなくなって何年にもなっても、彼より洗練された手法を提示できないし、相も変わらない近視眼的スローガンに耽溺しているこれを見ると、たぶん、気づいてないんだろうな。気づいていたら、宇都宮にはもっとマシな策を授けられもしたはずだよ。

ハヤト: 具体的には何なんでしょうかね。

小林: 小池百合子があれだけ爛れたスキャンダルの告発を受けてもなお選挙で圧勝でき、マトモなことを言っている太郎や宇都宮が主張を聞いてももらえず落選するその仕組みだよ。週刊誌なんか見れば分かるじゃないか、小池がロクな知事じゃなくても、どんなに告発記事を書いても、「やっぱ勝つんだろうな」というあの白けた論調を。何でそうなるの? どうしてそれしかできないの? 何がそれを妨げているの? その仕組みを提示して、考えることを促して、変えることを提案することは大阪都構想と全く同じじゃない。もう一つ加えてやる。何でそれをしなかったの? 制度論だからか? それじゃ小池に勝てないよ。


3.おわりに



小林: 私は前から思っているけどさ、日本国民は会社の納税代行や年金積立と同じで政治的なことに注意を払わなすぎるし、金も掛けなさすぎると思っているんだ。橋下得意の議員歳費削減の議論があるだろ、確かにそうだろ、ただ議場に座っているだけで何千万円も貰える制度はおかしい。が、そもそも国会がちゃんと仕事できる場所になっているかを議論しないのはもっとおかしい。

ハヤト: ま、議場で仮想戦記読んだりワニの動画を見ている議員もいましたがね。歳費を今の1千万円から1億円に増額したとしても、それだけあれば秘書以外にもブレーンと呼べるスタッフも集められるでしょう、予算の0.1%を占めるに過ぎません。その程度の出費で予算執行に大幅な効率化と合理化、民意の反映ができるなら、これはむしろ安上がりと言えますね。

小林: 選挙には有権者は候補者に様々な期待を掛けて投票するが、いざ当選した後に協力できる仕組みもほとんどない。戸別訪問が認められていないから政治家個人は神棚の上に上げられていて、イメージで選ぶしかない。ベンツだって車種によってはポンコツもあるのにな。そして野心家の一個人から始まったGoogle、Facebook、Apple、Amazonは情報と専制で国家を凌ぐ、あるいは国家に対する影響力まで持っている。これに対するに適切な武器を整備しなければダメじゃない。

ハヤト: 以前は回線を遮断したり複数IDを持つなどして、個人情報はネットワークからかなり遮断できました。ですが、今の仕組みで自分に関する情報を特定されないほどに完璧に隠蔽できるかというと、私も自信ないですね。情報企業と官僚組織が結びついた支配は、方向性によってはかつての独裁政治を凌ぐ無慈悲で残虐なものになります。人間性は窒息してしまうでしょう。

小林: 小池を支持したのは我々のように本も読み、ネットで情報も取る層ではなく、もう少し限定された(地方紙とかテレビとか)情報で暮らす人々だ。小池百合子の父親が政治家のパトロンという作り話をまだ信じている人も結構いるようだしな。情報が汚染されていると正しい選択は期待できない。で、営利企業のGAFAに自浄作用を期待するのは筋違いだ。彼らは彼らの利益のためにしか行動しない。得られる僅かな情報がそんな感じでは、民主政治などというものは本当に形式だけのものに成り下がるだろうな。

ハヤト: 空手形の給付金で釣るのもどうかと思いますがね。ええ、そういう議論しかできないことが問題です。

小林: 結果は驚かなかったが、なんとも言いようがないな。これから悪い結果しか想像できないのが不安だ

ハヤト: では、今回はここまで。