Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2019/4/23)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。




はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.今週のゴーン事件



小林: オマーンでの特別背任で追起訴になったので、そろそろ保釈されて出てくると思うが、「奥さんとの接見禁止」の申し立てとは何を考えているんだろうね、検察は。

ハヤト: そもそも案件が海外で親ゴーンのレバノン、オマーン、サウジですから、犯罪を立証する事実自体集まってないという話ですね。捜査協力ももちろん得られない。ただ、ジュファリ氏はスイスが活動の拠点ですから、捜査協力にスイスが入っているのはその件でしょう。こんなの事件になるんですか?

小林: 特捜部も捜査は日産頼みなので、何が何でも立件しないと以後の捜査協力はしないよと脅されて、そうなると現在立件しているものでも無罪の公算が小さくないので泣く泣くといった感じだな。首を突っ込んだことを後悔している感じだが、この件を斡旋したのはプリウスで人を轢き殺したあの元特捜部長という話もある。30年も前に引退した検事の知識なんかもう錆びてるだろ。

ハヤト: 裁判ではイマイチなので、ゴーン氏の社会的評価を低下させたことで一応の勝利と言っている検察サイドの評論家もいますよ。マア、年齢からしても、これだけ悪評をばら撒かれたことからしても、会社から離れる時間が長すぎることも、以前の地位の回復はまず無理でしょうがね。

小林: そんなものかな、これまで見るところ、彼は従来では成功率0.2%とか1%といった司法に何度も挑んで、一部では成功も勝ち取っているんだぜ。たとえ僅かな可能性でも成功の見込みがあればそれに賭ける。凡庸な経営者でタダの功利主義者だったら最初の虚偽記載で手打ちして終わりだよ。

 

ハヤト: それはそれとして、日産のCOO(最高執行責任者)に西川氏の腹心の山内氏(CCO)が昇格とありましたが、たしかこの人、ルノーの取締役も兼務していましたね。副COOにはルノー出身のヴァンデンヘルデ氏とのことですが、これはやっぱり脱ゴーンの殊勲人事ですかね。

小林: 西川には一般にはまだ言っていないことが結構あると思うんだ。本心ではやっぱり経営統合に賛成なんだが、彼を押し上げた連中に遠慮して言えないのかもな。たぶんスナールに対するのと言っていることが違うと思うよ。それにあの経営統合、持ち株方式なら日産は別に損しない。

ハヤト: 奥さんの話とか色々ありますが、この話はここまで。



2.2202レビュー(小林分)終了

 

小林: カオルさんの話なんだが、彼女、小林誠にブロックされたそうな。

ハヤト: 何でです(笑)? 何の関係もないじゃありませんか。傾向違いますし、発言はおろかツィートすら見ていないでしょうに。

小林: 一応、アドレスを見ると分かるが、現在のこのサイトはカオルさんのmuddy-walkersに間借りしていてね。それで目をつけられたらしい。彼女は小林誠なんか知らないし関心もないからな。何でブロックされたか分からないという話だ。マア、当サイトでも結論を出したし、駄作確定だからな。コイツは安倍晋三と同じで自分ヨイショのBOTに囲まれていないと落ち着けない性格なんだ(笑)。


こんなお花畑と一緒にするな(カオル)

ハヤト: ツイッターやってないアナタは誰のツィートでも読めますよね。フェイスブックはそもそもやってない。意味ないじゃありませんか(ブロック)。

小林: あのさ、私は検索サイトやブログなんかが開発される前からネット使ってるんだぜ、新しいメディア、ブログとかユーチューブとかはメリットもデメリットもきちんと評価して、その上で必要なものだけ取り入れているんだ。

ハヤト: ユーチューブの不法アップロード(MADなど)やツイッターのbotはある意味必要悪、提供会社がメディアを続ける以上容認せざるを得ないものでしたね。使わないとほとんど見てもらえない。アナタはそれを嫌ったから採用しなかったんですね。ブログもATZのような長大な小説を展示するには適していなかった。フェィスブックも情報閲覧の機動性は通常のHTMLにどうしても負けますからね。で、レビューの話なんですが、アナタの方は全話終了であとはカオルさんの補完待ちですね。

小林: ひどい作品でレビューしなきゃよかったと後悔しているよ。カオルさんもあまり見たくないので手が遅く、ほら見ろ、彼女小林なんかに興味ないんだ。

ハヤト: どの辺がダメでした? マア、小林氏の言い分によれば、過去の作品を引き合いに出して批判は老害という話ですが。

小林: それもこちらは最後の手段と思っているが、それ以前の問題として過去の作品を咀嚼して乗り越えていない。それができないで何が老害だ。新しい演出を入れるにしても、前の作品をきちんと評価していれば見れる絵にはなるんだよ。

ハヤト: 古代はらしくなかったですねえ、異次元で彼が引きこもることで時間の流れが止まるなんかエヴァンゲリオンかと。セカイ系じゃなかったはずなんですがね。

小林: ラストの場面にしても復活編(ディレクターズ前)の方がよっぽど良かった。特攻で死んだ乗員の霊が出てくる場面だって実写版の方がよほど良い。どちらも4~5回は見たから。が、2202は一度見たら二度目はもう見る気にならない。

ハヤト: 監督の羽原氏については同じ会社の銀英伝もポシャって、製作者としてもう後がない感じですね。なので「続編」なんて言っているのですが、自転車操業のディベロッパーみたいですよ。

小林: ま、もう無かったことにして作り直した方が良いよね。しかし、カオルさんまでブロックするような偏狭な奴らに何を言ってもムダだろう。



閑話休題

小林: ゴーンの奥さん(キャロル)が電話した先がバフワンと分かったけれど、まあこのニュース自体虚報の可能性があるのだけどさ、これまで見てきた両者の関係からすると電話してアタリマエだわな。

ハヤト: 評論家の国沢光宏氏はたぶんマリントラフィックでゴーン氏のシャチョウ号がピサの乾ドックに置き放しなので活動実績なしで商用で儲からないと言ってますが、アナタは違うというご意見ですね。なお、国沢氏は船舶免許一級のライセンスを持っています。

小林: 地中海は温暖なイメージがあるけど、緯度は北海道より北だし、冬期は荒天でレジャークルーズに適さないんだ。30メートル、300トンくらいの船じゃ波に揺られるし甲板は凍りついてバーベキューどころじゃない。聖書でもユーロクロンという伝説的な台風の話があるけど、航海に適した季節は5月から9月まで、エグゼクティブ向けレジャー船の利用もそこまでだ。で、バフワンはキャロルに船を渡してルノーや日産の高級エグゼクティブ向けの接待クルーズをやらせるつもりだったんだろ。

ハヤト: それはもう無理でしょう。ゴーン氏があれではそのビジネスモデルはもう破綻しています

小林: クルーズ船の解禁日はもう近いし、事件がなければ2019年度クルーズの企画は彼女が取り仕切ったはずだ。それに聞いた所によると購入費用はバフワンの貸付けで、経営不能となれば当然回収の話になる。たぶんそういう話だ。それにゴーンとスヘイルやアマルが友人なら、キャロルも知り合いでおかしくない話だ。あの人を普通の主婦と見ちゃいかんよ。ゴーンと一緒になる前はやり手のビジネスウーマンだったんだ。ま、この件については日産に損害賠償だな。

ハヤト: あと、日産デイズの話ですが、やっぱりゴーン氏主導でインド日産を念頭に置いて開発されたもののようですね。ルノーはインドでクウィッドという小型車を生産しているのですが、これはマルチ・スズキのアルト800の競合車で、CMFというエンジン・プラットフォーム一体型の計画の一部です。ただ、デイズはこれ(CMF)ではないようですね。日産はエンジンはルノーの設計ですが、90%以上を再設計したとコメントしています。

小林: アルト800はあのハンドリングのない5代目アルトで、そんなものの相手にトールボディとか過剰スペックだと思っていたが、日本は国交省が難癖を付けるので5代目アルトの対抗車程度のクルマもそのまま持ってくることはできず、せめてエンジンだけでもというもののようだ。本当は車体も持ってきたかったが、知っての通り日本は守旧派の牙城だ。エンジンくらいでお茶を濁そうと。でも、三菱アイの呪いか、三菱も日産も背高エンジンのクルマしか設計できないのかね。

ハヤト: あれは金のかかったエンジンで、例によって不祥事(ホイール飛ばし)でジリ貧になった三菱はeKワゴンではアイの横置きのエンジンを無理やり立てて軽自動車を成立させたという。確か先に辞任した相川社長が設計したクルマで、この無理が後々まで同社に祟っているとはアナタ指摘してましたね。

小林: スズキやダイハツのエンジンに比べ30キロほど重いし、エンジンのガタイも良いから、どうしても背高で重心も高くなる。車高の低いセダンタイプが基本のスズキやダイハツと比べると操安性は素性として悪いし、現に初代から操安性の評価は高くなかった。今度は日産がやるというので期待していたのだが、インドみたいなところでは操安性はそんなに重要でもないんだな。5代目アルト800マルチと比べると車高は20センチ近く高い。重心もそれだけ高い。

ハヤト: CMFアーキテクチャーのクウィッドは2015年にロールアウトしています。市場(インド)での評価はどうだったんです? ゴーン氏は「ゲームチェンジャー」と息巻いていましたが。

小林: 多少は善戦はした。マルチ・スズキのシェアを少し減らしたが、実はルノー日産も伸びなかった。食われた分は全部ヒュンダイが持っていった。これはスズキと日産のいいとこ取りみたいなクルマで、価格も安かったんだろう。それに見たところ、設計にも問題があった。インドは日産旧弊派の牙城なので、たぶん色々言って設計を変えたんだろう。なのでNCAPの成績はあまり良くない。ヒュンダイも似たようなものだが、たぶんこれらの自動車メーカーはインド人の生命はあまり重要視していないんだろう。

ハヤト: いつまでも旧型スズキ・アルトが寡占とか、どうもインド市場は他と勝手が違うようですね。テクノロジーや安全性が評価されない。アルトは数が出ているので、たぶん修理もパーツ豊富で簡単にできるのでしょうね。

小林: そんな所だから日産の守旧派も息ができるわけで。ゴーンは提携していた三菱のeKを横目にクウィッドを作り、初めて軽を設計した日産の技術者はそのクウィッドを参考にデイズを作ったわけで、三菱アイの呪いは両社を縛っているが、もう一歩踏み出せなかった所が彼らの限界で、いつまでもゴーンを呪っているような様子では先が見えてるな。ルノーでスパイだった新COOの山内の新しい仕事はこれら守旧派の救済事業だろう。

ハヤト: いずれにしても、運動性の良い車を基本にトール軽を成立させているスズキ、ダイハツ相手には苦戦でしょうね。

小林: デイズの設計者は三菱エンジンの問題を指摘しているけど、先のデイズやeKの加速が悪いのはエンジンのせいだけじゃないんだ。そもそもの操安性に問題がある。今度のはどこまで改善したか。しかし、物理法則は裏切れないからな。三菱のあれはダイムラーも採用していて、高速連続運転、オーバーブースト機能と日本じゃ使わない仕様が前提になっていたから。

ハヤト: では、今回はここまで。