Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2019/2/7)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。



はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.モテるゴーンとモテない西川



 ルノーは同年6月、企業が文化芸術を支援する「メセナ」契約をベルサイユ宮殿と結んだ。ルノーが宮殿の改修費用の一部を負担する代わりに、城館を借りられる取り決めがあったという。ルノーは社内調査でこうした経緯を把握。結婚式は「完全な私的行事で、メセナと無関係」(関係者)として、会社の資産乱用に当たる可能性があり、、

小林: この件なんだが、実は良く分からないんだ。ルノーは会社としてベルサイユ宮殿の修繕費を寄付していて、法律で25%までの見返り、つまり利用権があるのだけど、ルノーが告発した5万ユーロがその枠内のものなのか、あるいはゴーン個人への個人的謝礼(NYタイムズ)なのか実は明確でない。ただ、会社として申請し、ベルサイユの理事会で承認されていることはある。ルノーの方は分からない。

ハヤト: ふるさと納税みたいな制度なんですが、話を分かりにくくするのはルノーはベルサイユの電気自動車プロジェクトも受注していて、その見返りにベルサイユ理事長のペガード夫人にルノー最高級車タリスマンを無償提供していることもありますね。

 ルノー・タリスマン

小林: フランスも「黄色いベスト運動」などあるので、ゴーンみたいな高給経営者はやっかみの対象で、このくらいの話が検察沙汰になるが、実は役得程度の話だ。起訴できるとは思えんな。しかしこの程度の話なら先の調査で明らかになっているはずだ。あんな派手な結婚式なんだし、費用の出所を疑うのは当然の話だろう。それが分からなかったということは、やっぱりゴーン枠で、これはベルサイユの理事会議事録をひっくり返さないと分からなかったのだろう。

 ベルサイユ理事長のペガードおばさん

ハヤト: 見ていて思うんですが、案外女性絡みの話が多くありません? ゴーン氏が艶福家とは聞いていませんが、先のヨットも贈与したアマル・バフワンは女性でしょう? ベルサイユの件も、本来は別の場所でやるはずが、ペガードさんの提案でベルサイユになったなんてことはありません?

小林: ペガードさんはゴーンと同年配で元は政治記者、サルゴジ大統領の顧問を務めていたが、実はサルゴジとの付き合いは彼が駆け出しの頃からとかなり長い、でも極右ではなく、エリゼ宮に入ったサルゴジの目と耳として重宝されたらしい。ジャーナリストの人脈を使ってどの派閥とも折衝できたから、見返りとして彼はベルサイユの理事の地位を彼女に与えた。

 16億円ヨットを贈ったアマルさん

ハヤト: 実はアマルさんと似たタイプですね。エリート校の出身ではなく、そこそこ苦労人で、立場上、大会社や世界を相手にしなけりゃいけない。実はベルサイユの理事任命には反対も多かったという話ですね。何せ彼女、博物館運営に必要な知識や経験はほとんどありませんから。

小林: そういうタイプを惹き付ける何かがゴーンにあるのかな? ベルサイユの理事長になった彼女が重視したのは伝統的にベルサイユを支援(ロックフェラー財閥)してきたアメリカと新興国で力をつけてきた中国で、こちらは毎年100万人が訪れるドル箱だからPRしないわけにはいかない。奇しくもゴーンと重なるな。アメリカは日産の最大市場、中国はゴーンが出来の悪いリバイバル車を持ち込んで開拓した新興市場。

ハヤト: やっぱり助けたんじゃないかと思いますよ。2015年の離婚の原因がゴーン氏のパソコンにあった複数の女性たちからのメールだそうですが、そういう女性たちにとってあのビシャラの孫のレバノンの人は頼りがいがあったんですよ。

 “I’d like to have a special event there every year from now on.” (Catherine Pégard at the Grand Trianon)

小林: で、そのペガードさんが「毎年一度はスペシャルイベント」と、特に力を入れているのがあのトリアノン宮で、やっぱりポイント還元じゃなかろうか。ゴーンが結婚式をやるなら、こちらの方から提案しそうな勢いだ。

 “We should increase the presence of contemporary art, in a constructive relationship with the historic heritage.”

ハヤト: 彼女を見ているとですね、ハリ・ナダ氏が怒り狂っているレバノンのシャンデリアとかですね、西川氏が前衛的すぎて理解できない「ホイール・オブ・イノベーション」なんてドンピシャでこの人のセンスじゃないですか。ペガードさんのテーマは「歴史的遺産と現代芸術の融合」です。意味ないものじゃないんですよ。

小林: 一応誰それについて評定する時には、記事を漁って対象自身の言葉を探してからするようにしているんだ。それも社交辞令ではなくホンネ、上のは2012年8月のフランス・トゥディだけども、記者の文章だけで判断はしない。言葉には短い文章でも人柄が出る。何で他の人それやらないか不思議なんだけどね。

ハヤト: そういえばエクストレイル工場の100億円密約の件も相手はメイ女史でしたね。どうしてこう女性ばっか。

小林: ゴーンには女性に貢がせるオーラのようなものがあるとしか思えんな。



ハヤト: コールガール以外でこの人に近づく女性がいますかね?

小林: 聞くまでもないことを聞くもんじゃない。メイ女史にバッサリ斬られたあたり、結構恨み買っているよ。



ハヤト: この記事なんですがね、先のジュファリと同じく肩透かしで、我々も以前から取り上げているスヘイル・バフワン、産経読みではバハワンですが、の、本社を訪ねて一周して終わり、どうして本人にアポを申し込まないんですかね?

小林: ジュファリもバフワンもゴーンの証言に沿った内容しか言わない可能性が高いし、内容によっては今の断罪キャンペーンがご破産になる可能性の方が高いからな。それに上の取材記事、従業員の対応を見るに、ジュファリと違って口止めされていたと見る方が見易いな。それはゴーンがあんな目に遭わされればアマルはおかんむりだろう。ジュファリは居留守を使ったか、単純に不在だったけれども。



閑話休題



ハヤト: ルーティンワークなのでようやく書いたこのレビュー、でも、アナタも面白くなさそうでしたね。

小林: 20話は時系列がどうもデタラメっぽいし、単純に劇作品としてこの出来はどうなのよという感じで、addictoeなんかもう投げてるよね。

ハヤト: 印象的なシーンはといえば、やっぱり藤堂艦長がロボットAIを壊してアンドロメダと共闘するあたりですかね。

小林: 一人乗り戦艦とか、子宮目当ての女性乗組員とか前後がデタラメすぎるよね。あの辺の場面はテンプレで、出来の悪いのは福井の脚本くらいで、音楽さえ荘重なら何とかなるんだ。あのガンダムAGEでもこういうシーンは上手かった。制作者の実力じゃないよ

ハヤト: 実は、、超高速の自動化戦闘艦とか、露天艦橋とかはウチの方が10年早いですよね。良く読んでないと気づかないポイントではありますが。

小林: UCでも奴は色々持っていったよ。芦沢の檄文だって似たような内容がウチにもある。

ハヤト: 見ていてもちっとも宇宙戦争している感じがしないのですよ。あと、デザインも相当ダメですよね。



小林: 個人的に小林誠のデザインで私が唯一評価しているこれ、復活編ヤマトだけど、これだって実はStationTTBのパクリaddictoeがバラしてしまい、、もう容赦する理由がないな。

ハヤト: 作品の方はクランクアップしているので、もはや修正しようがないこともあります。それに近くに上映館ないんですよね。

小林: あっても見に行かないよ。

ハヤト: では、今回はここまで。