Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2018/8/29)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。



はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。


2-4.設定が嵩じてオカルトに(>ヤマト2202)



小林: 蘇生体とか他にも色々あるけど、いちばんまずいのは前回で説明してしまった感じだな。つまりコスモリバースシステムは次元生成装置で、別次元から我々の次元(現次元)を操作して物質のエントロピーを逆転させる。が、操作にはオペレータが必要で、2199では時間の影響を受けないエネルギー体だ。これはある種の量子コンピュータで人間の記憶を深層意識まで含めてコピーしている。コピーされた意識は以降は独立した人格として活動を始める。エネルギー体なので我々の次元はおろか、別次元でも時間や物理的な制約なく活動することができる。それが「星のエレメント(人柱)」。2199の古代守はほとんど幽霊だったからな。

ハヤト: しかし、2199では最初にエレメントになった守は森雪を蘇生させて消滅してしまいましたね。

小林: CRSの安全装置だろう。無機物なら巻き戻し(コーヒー→水とコーヒー豆)は許せても、知的生命体となると社会秩序にも影響しかねない。というわけで、エレメントが知的生命の復活を要求したら、復活の代償としてエレメント(オペレータ)は消滅する。理屈の上ではポチ復活も可能なシステムだからねえ。



ハヤト: しかし、2199の時点では別次元に潜行して地球復活を助けるオペレータとして死者の人格が使われていましたが、2202の場合は完全に「あの世」、死んだ人間が出入りする大霊界となっていますね。そしてその番人がテレサ

 

小林: ネトウヨの頭ではそういう場所なら戦艦工場を作ればいいになり、地球では時間断層、ガトランティスではガイゼンガン兵器群と別次元(霊界)に戦艦工場を作って兵器生産と。乗員が問題になるが、この感じだと両方とも安全装置を外して乗員も逆エントロピーさせていると見るのが妥当だな。

ハヤト: しかし、宇宙のエネルギーの総和は一定ですよ。戦艦ならともかく、乗員まで同じ人間をコピペしたらバランスが崩れませんか?



小林: 場合によっては崩れるだろうねえ、2202でも少し触れていたが。

ハヤト: もはや我々の理解できる宇宙戦争じゃないですよ。


閑話休題



小林: そういえばカオルさんが3話の佐渡先生の自宅が1年で復旧した割には雰囲気が昭和レトロすぎて不自然と書いていたが、今までの話から見るならば、あれは復旧したんじゃないんだよ。CRSの効果で戦災を受ける前の家が家財道具も含めてそのまま復活したんだ。

ハヤト: アナタ、頭大丈夫ですか?

小林: 3回コメントしてきた私もそうじゃないかと思っているよ。でもそうだとすれば楽だわな。更地にされた被災地で何がいちばん問題になるかといえば土地の所有権で。今はGPSだけれども。街割含めて復活したなら再測量の必要もなくなる

 

ハヤト: 妥当な使い方としてはですねえ、もう少し昔で復活させた方が良いと思うのですよ。先史時代とかですね。なまじ直近の時代をリバースしてしまうと、マイクロプラスティックなんかも一緒に復活しちゃうじゃありませんか。

小林: 佐渡の家のやかんや花柄の魔法びんが復活してるんだから、直近の時代でやったんだよ。つまり、東電の放射能やマイクロプラスティックもリバースされて海にプカプカ浮いてる。2202の時代じゃ消えないだろうからな。

ハヤト: まあ、2199~2202についてはアナタの強引な説明で、我々はこれで分かったといえるでしょうが、普通の感想はどうなんでしょうかねえ、、

小林: カオルさんなんかに聞いてみても、視聴感として何かモヤモヤしたものが残るというのが普通だと思うよ。

ハヤト: じゃ、今回はここまで、次回はまとめです。