Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2018/7/9)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。



はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。


1.オウム大量処刑



小林: 裁判は今年の初めに終了していたから、いつ吊るされてもおかしくなかったとはいえ、安っぽい政略劇の道具として始末されるというのも何ともはやという感じがするな。働き方改革法案とかカジノ法案とか不人気な重要法案を通す隠れ蓑にワールドカップと一緒に使われたというのがどうも真相という話だが。私個人としては「もっと早く吊るすべきだった」と思っているがな。

ハヤト: 一応慣例では、証人として出廷する可能性があるので、死刑判決が出ても共犯者の裁判が終了するか、逃亡者がいる限り執行はしないというのが慣例だそうです。

小林: 嘘くさい理屈付けではあるわな。それだったら結審を共犯者共々一律にすればいい。それに逃亡者云々はだったら共犯者の一人が所在不明なら永久に執行できないのかということになる。

ハヤト: 一応遺言(処刑前の言葉)ということで、遺骨は4女が引き取るという話ですね、実際には疎遠だったので4女の意思で遺骨は東京拘置所が預かるそうですが。

小林: 東京裁判みたいに粉々にして海にばら撒くなんてことは現在じゃできないから、これは法務省の狂言、でっち上げという見方もできるが、伝え聞く麻原の性格からして、自分を相続廃除した娘に対する当てこすりというのが割と納得できる話だな。元々そのくらいの男なんだよ。現在でも教団と関係のある妻と三女は麻原の遺骨は「祭祀財産(民法897条)」という法律構成を弁護士と相談して遺骨を取り返したいようだけれども。家裁で審理すれば常識的にはその線(妻)で引き渡しになるんじゃないか(判例同旨)、そんな底の浅い策略を法務省が弄するとも思えない。証人に事欠く環境でもないし(拘置所)、遺言は本当なんだろう。ま、薄気味悪い話はこのくらいにして次に行こう。


2.西日本降雨災害



小林: バブル崩壊以来の緊縮策のツケが出てきたというべきか、すでに指摘があるが、そんな中で防衛費だけは増額したので、タダでさえ前年比縮小の公共土木費が余計に厳しくなったという。それは7年も安倍政権をやっておれば堤防も切れるわな。

ハヤト: 切れた岡山の堤防なんですが、工事業者の写真を見ると結構簡素な工事ですね。杭を立てて鉄板を貼るだけという。今はもう少ししっかりした(高規格)堤防が主流でしょう?

小林: 適当な衝立板に廻りに土盛っただけだから、これは溢水したらイチコロだろう。聞けば逆流だそうだが、河床にも対策なんかなかっただろう。実は岡山県も分かっていて、流路を変更する改良工事の計画があったらしい。最初に粗製工事をしておいて改良もなにもないものだが。

ハヤト: こういうもの、何か一定の基準とかはないものなんですか?

小林: 聞いた話では取り立てたものはなさそうなんだ。都市化も進んでいるしね、逃げ場のなくなった水が河川に流れ込む傾向は以前よりも顕著になっている。それに川だって時折浚渫工事をしないと底がドンドン浅くなって溢れてくる。あるいは堤防を嵩上げするとか、天井川というのはそうやってできた川で。川自体は自然のものだが、それを現代社会に組み入れるにはメンテのコストがいる。それを削り続けたのが失われた20年の政治でさ

ハヤト: 人口も減ってますからメンテどころじゃなくなっているでしょう?

小林: だからさ、バブル以降の政策が誤っていたんだ。20年、30年後を考えると国力を下げるような、後先考えない政策を確固とした論理の裏付けもなく情緒的にその場の雰囲気で政治家も役人も進めてきた結果が今でさ、現状では大規模災害については避難計画を考えるのがせいぜいだ。


3.小室ロースクール



小林: 天ちゃんの話題はたまにウチでも扱うけど、これはまあ、黒幕に皇室がいることは明らかだが(留学費1,000万円)、見え透いているなら見え透いているなりに皇室ってしたたかだなあと久しぶりに思ったよ。破談とか言っているけど、事実はその逆で、実は結構気に入っているんじゃないか(>小室)。

ハヤト: そうは見えませんがね。



小林: 対照的なのが上の高円宮の娘だけど、たしかこの人、留学時代はプレイガールで有名で、見ての通り絵に描いたような美男好男子と婚約したのだけど、一般家庭なら万々歳のこれも皇室では事情が違う、一言で言えば、こういうのは国民はあまり喜ばないんだよね。やんごとなき家の人が同じく上流階級の男と結婚というのは。庶民と無縁すぎてこんなのが続いたら皇室が飽きられてしまう、今の事情では不要論すら出かねない。



ハヤト: やっぱこの人でしょうか、ナマズ顔の秋篠宮がそんなに利口そうにも見えないんですよ。

小林: 退位すれば秋篠は徳仁の即位と同時に「皇太子格」になることが決まっているから、現在4千万の歳費が6倍の2億5千万になるわけで、小室の一千万くらいどうということはないわな。加えて親王妃の紀子は学者で大学に顔が利く。短期的にはともかく、長期的には小室と眞子の結婚は皇室にとってプラスと考えたというのはありそうな話だ。数年伸ばしても破談よりは風聞が良い。ま、したたかだわ。最初即位した時には昭和天皇には及ばないと誰もが思っていたけれども、実は昭和天皇の治世でもかなりの期間国事を代行していたわけで。小室の留学はたぶん天ちゃんと紀子が相談して決めたんだろう。つまり黒幕はこの二人。400万の借金におぞけた政治オンチのナマズはたぶん蚊帳の外。

ハヤト: そうだとすれば、下手な政治家(安倍とか)よりは政治的センスは上でしょうね。

小林: そう思えるわな、ここで小室が「太陽がいっぱい」張りの悪人でなければ、数年後にはほとぼりも冷め、万事めでたしめでたしだと思うがな。あくまでもあの二人がうまく行けばの話だが。

ハヤト: 安倍首相もこのくらいの政略的センスがあれば良いのですがねえ、、


閑話休題



小林: Gyaoで無料配信が始まっていて、参考までに見たけど、これって本当に学芸会のレベルだねえ。

ハヤト: アニメを見て育ったファンダムが制作に参画した最初の頃の作品なんですよ。

小林: ここで戦後以来何となく続いていた浪曲・浪花節路線(制作スタッフ、作劇法)が一度断ち切られて、一からやり直しになったことはあるけど、無手勝流の悲しさ、この作品に見られるアラがその後のZガンダム、最近では2202まで引き継がれることになるという意味では貴重な作品ではあるな。

ハヤト: 設定に凝るという傾向もこの辺からですね。

小林: 設定にさえこだわっていれば作劇などどうでも良いという「マクロス式」が「マクロスはこれでやった」という、悪しき意味での成功体験となって今の作品を縛っているということはあるな。今見ると痛すぎて見るに耐えないのだが。これほど出来の悪い作品なのにアニメ誌で叩かれなかったのは、雑誌の編集者が制作者と同じ層の出身だから。だからそういう関係のない後発作がボロクソに叩かれることには理由はあるわな。

ハヤト: マクロスの時代にはアナタの言う「批評」と言っても媒体自体が未成立という感じがありましたが、今はやっぱりきちんと作品を評価できるジャーナリズムが必要でしょう。バンダイの提灯持ちみたいなのじゃなくてですね、そうでないとクール・ジャパンといっても市場自体がドンドン冷え込んでしまいます。

小林: ネットで何でも物が言える今だからこそ、なりすましじゃない、しがらみのないメディアの必要性はあるわな。それをどうやって築くかは方法論は色々あると思うけれども、とにかく、マクロスは1982年の時点で墜落させておくべき作品だった。その方が連中も増長せずに済んだだろうからな。

ハヤト: では、今回はここまで。