Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2017/7/21)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。



はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。


1.自民最後の日?



小林: 支持率も三割を切ったというし、安倍さんの凋落はとどまるところを知らないようだけど、何で凋落しているのか良く分からない話ではあるな。上の仙台市長選もそうだけど。

ハヤト: ニュースによると、豊田議員の事件加計、森友学園の問題や浪速のエリカ様のJリーグ暴言問題、あと安倍首相自身の「こんな人」発言なんかが響いたという話ですね。

小林: 豊田なんかタダの変質者で女性議員や自民党の全員がそうではないし、加計学園は四国、森友は大阪の学校で、仙台の市長とは縁もゆかりも関係もないだろ。



ハヤト: ええ、分析はトンチンカンなのが多いです。現地で逆風が吹いていたのは確かなようですが、確かに四国や関西の話が仙台で深刻に捉えられて選挙結果にまで影響するというのは解せないものがありますね。ええ、アナタも言う通り、豊田議員なんかタダの異常者ですし、一般化はできませんよ、あんなもの。

小林: 東日本大震災の復興は当時与党だった民主党が先鞭をつけたが、政権交代で以降は自民党主導で進んでいたはずだ。それと前任者の奥山恵美子だが、東日本大震災の時の対応はあまり誉められたものでなかった記憶がある。

ハヤト: 飽きられたんですかね。復興と言えば原発もありましたが、仙台市と言えば漁港の再建なんかもありましたが、良く聞くのは不動産バブルですね。



小林: 漁港の方は確か、当時の村井知事が津波で軒並み潰れたのはこれ幸いと、バカでかい水産加工施設の計画をブチ上げて顰蹙を買っていた。復興は進んでいないよ。確か公営住宅の整備はほとんど終わっているが、防波堤とか漁港の再建の方は全然だ。

ハヤト: 地震で家や船を失い、不動産は値上がりして買えないし、原発の風評被害もあって船も全然出ていけないとなれば不満は溜まるでしょうね。しかし、仙台市は大都市です。農民や水産関係者は少数で、ほとんどは都市生活のサラリーマンです。彼らはどんな不満を溜めていたのでしょう?

小林: 私は仙台市民じゃないから分からんよ。でも、加計や森友、豊田のキチガイババアが原因だなんて分析はこじつけすぎて同意できんよ



ハヤト: ま、このサイトの常連ですが、上の先生の見解がいちばん正直な気がしますね。「なんか自民党悪いよね」なんですよ、ホント。

小林: 東京はそもそも勝てる構図でなかった。仙台は復興途上で顕在化した格差拡大に無策だったことで、「なんか~悪いよね」スパイスが特に良く効いたと見ることができる。一般化はできんな。まあ、上の山口も言うに事欠いて仙台選挙の分析に森友が加計が安倍がとか言い始めたら、モウロクしたか、「ヤキが回った」と見るべきだろうな。「わからない」がいちばん正しいんだよ、たぶん。

ハヤト: 大丈夫です、今まで見た感じだと、この人は小林誠ほどバカじゃありません。そんなアナタに見透かされるような妄言は言わないと思いますよ。



小林: そういう所では名人芸だからな。もっとも、小池百合子については昔バカにされたか何かあって個人的恨みもずいぶんあったようだが。

ハヤト: 英語だと思って言いたい放題書いてますね。ああ、先年のコラムですね。



小林: 敗因が分かっていないのはどうも野党の方々だけでは無いようで、、

ハヤト: ホントですね、こんなのが問題じゃありません。安倍さん、謝る必要なんてないですよ。

小林: 選挙で勝って、こんな人たちをブチ倒して政権を取ったはずなのだからな。



2.オルフェンズの処遇決定



ハヤト: さて、本題に入ります。それにしても小林さん、良くこんなつまらない作品をレビューしましたね。

小林: 銀河鉄道物語だけでは当時の状況を説明できんからな。一連の作品の一つとして取り上げた。マア、評価は★1つとか2つだが

ハヤト: それでオルフェンズの方は正式に打ち切りと、一部は全部やるとか言っていましたが、結局8話で打ち止めにしましたね。

小林: レビューを書いて紹介すること自体が虫酸が走るんだ。社会悪に加担したくないしね。扱いも零の方を良くして差をつけた。

ハヤト: ま、ウチがメンヘラ注意報を出したせいで、ウチに対する掲示文は大幅に減りましたがね。2ちゃんの掲示板を見るとあれ(鉄血)以来ですかね、「ワイ」とかヤクザ言葉使って一見して引くような入りにくいムードが蔓延し始めたのは。

小林: 元々2ちゃんねるという所はいかがわしい連中のいる所で、広告も風俗とかだし、その筋の人間とか中核派くずれとかが出入りしている人間終了のクズの集まりだがな。ガンダムはそう、SEEDで掲示板戦略を取り入れるから、掲示板工作は拡販戦略の一つだ。でも、今のじゃね、、

ハヤト: マッチ・ポンプですね。肯定派と批判派の二つの掲示板を用意して、双方の意見を吸収できるようにするという。

小林: 批判派(アンチ)の方はアンチを装った工作員が主導していて、批判と言っても本気で批判するとAAやオフィシャル寄りの侮辱や反論が出てきて方向を変えられる感じだ。マア、良くできていたよね。

ハヤト: しかし、、こういう工作の存在は我々も知っていますが、どんな人がやっていたんですかね?

小林: 2ちゃんねる自体が請け負っていたと思うし、分野が芸能だ、白を黒と言いくるめるような言い分を見るに、マア、まともな連中じゃないと思うよ。利用していたつもりが、乗っ取られてしまったんだろうな、サンライズは。



ハヤト: オルフェさん、ホントバカですよ。ああ、それとこのアニメの工作員は「茶坊主」というハンドルネームで、アナタが発言していた山口二郎氏の掲示板にも来てましたね。もはや名誉毀損のレベルでしたが、アナタどうします?

小林: 山口に証拠を出させて突き出せば摘発できるな。だが、こんなことで山口氏を傷つけるのはまずいと思ったから遠慮したわけだ。法理論的には茶坊主(=サンライズ、オルフェの手先)もそうだが、サイト管理者の山口氏にも慰謝料とか半分くらい責任を負わさんと公平じゃないからな。

ハヤト: アナタと山口さんの違いは、アナタは会話のレベルでは個人的怨恨も結構出しますが、出る所に出れば極めて平静で公平ということですね。ええ、茶坊主だけの責任を追及して、山口氏を無責とはアナタはしないし、できないと思います。

小林: それが論説なら、彼が小池について書いたことすら私はやらんだろうな。そういうわけで、現状ではどちらも見逃すしかないわけだ。でも、サンライズという会社には自浄作用はないのかね。オルフェンズみたいなヤクザ作品をそのままにしてそれで良いと思っているのかね? 掲示板工作もSEED以来16年もやっていたんだ。もう十分だろう。インテリヤクザとはもう縁を切って、まともなアニメ会社に戻ったらどうだ?

ハヤト: 無理じゃないかと思いますよ。見ないのがいちばん良いです。で、ウチはコスモウォーリア零と。

小林: ネタ作品としてみれば結構面白いけどね。

ハヤト: なので銀鉄同様の用語集を作りました。



閑話休題



ハヤト: ま、ウチがこの作品を扱うことには必然性はないということですね。

小林: あの時代の松本零士はひどかったということ以外に語るべきこともないし、、、

ハヤト: しかし、改めて見るとやっぱ松本さん、昔の人ですから監督もそうですが、設定から脚本まで全部一通りやってはいて、テーマを決めるのはうまいと思いましたね。ああ、私見です、銀河鉄道物語で少し思ったんですがね。ゼロの方が顕著だと思います。

小林: 無限軌道SSXの第一話の脚本は松本だけど、意外とうまいんだよね。

ハヤト: ゼロについては元がゲームということですから、我々の管轄外ですが、アニメ作品としてみるとこれはやはり新しいヒーローですかね?

小林: ウチみたいに古い作品を叩き台にじゃなく、松本とか富野とかの時代は「新しい作品を生み出す」要請があったから、発想法という点では参考になるな。大まかなテーマを決めていくのが上手いんだ。点描みたいに「銀河の危機」とか、「ハーロックのライバル」とか、そしてゼロの場合は「水」だろうな。

ハヤト: マア、全二者はありきたりという感じがしますが、水というのは何となくわかりますね。ヒロインがマリーナ(Marina)ですし、戦艦も「火龍」で斜め下から見た造形は竜に似てますね。全般的に透明感のある演出はある感じがします。この作品のカラーですよ。


ゼロのエンディング

小林: 出来上がった作品はどうしようもないが、このエンディングだけは良いよね。そう、テーマが水でその水中を優雅に泳ぐ水龍という構図が印象になる。話はどうしようもないけどな、テーマも弱かったと思うし。

ハヤト: その辺、我々ももう少し考えても良いかもしれませんね。松本さんの場合、テーマに絵的なイメージがある感じがします。ま、それだけじゃドラマはできないんですがね。


ゼロのヒロイン、マリーナ

小林: それだけじゃドラマにならないが、じゃ、ゼロにマリーナとこのエンディングがなかったらと思うと。ああそう、テーマが水なら対立する概念も必要だな。ゼロの場合はヘルマティアだが、彼女は何なんだろう?


仇役のヘルマティア

ハヤト: 良くわかりませんね。その辺が弱かったことも凡作だった一因じゃないでしょうか。水が相手なら火でしょうが、別にヘルマティアは口から火炎吐いたりしてませんでしたからね。それに火じゃ水に消されてしまいます。

小林: こんな感じで他の作品も分析してみるのも悪くないかもしれないな。

ハヤト: では、今日のところはここまで。