Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2017/3/25)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。



はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。


1.まるで自動車ジャーナリストのような



小林: 最近はバイクブームも下火になっていて、この間カオルさんのクルマを物色にレッドバロンに寄ったら会長さんがいて眉間にシワを寄せて何やら深刻そうに話していた。どうも少し前みたいにバカ売れはしないみたいだ。クルマの方が技術革新で結構進歩した割にバイクの方はNC700以降はイマイチだから。

ハヤト: マア、当サイトもアニメの話題が主ですが、やっぱりロクな作品がないと話題も参照数も低調になりますね。

小林: 参照数の方は実はあまり減っていないんだ。レビューがコンスタントに集客してくれるので。小説しかなかった頃は増減が激しかったけれども、例えばガンダムの新作があると増えるけれども無いと減るとか、最近はそういう傾向もないねえ。作品自体がカルト化して、新作出しても反応が薄いんじゃないか?

ハヤト: 2202の情報が取りにくいこともあります。ガンダムはマア、UC以降は話題にするような作品自体ありませんしね。AGEでしょ、ビルドファイターズでしょ、鉄血でしょ、ジャンルとしては死に体も同然というか、サンライズ困っているでしょうね。

小林: 福井晴敏ってガン細胞だよ、アイツが関わった作品はみんな息の根を止められてしまう(おかげでこちらもサイトの運営も難しく)。今度の2202だってヤマト自体終了の気配濃厚で。



ハヤト: でも、ガンダムみたいには行かないようですよ。養子(西崎)さんは二股かけているようで、こちらがうまく行けば下のタイトルみたいなダマシは事実上終了じゃないでしょうか。


オリジナルにさらばにヤマト2にスターブレーザーズと欲張りすぎの福井謹製ロゴ

小林: マア、期待はしてないが、ハリウッド版がうまく行けば上のはなかったも同然だな。だいたい図々しいよ。2年やるそうだが、あの連中にやらせる限り、ヤマトはもういいんじゃない? ハッキリ言ってもう飽きたよ。


だからライディングスクールの先生やってるんです(某有名ジャーナリスト)

ハヤト: ロクなクルマがないと自動車ジャーナリストの収入は激減するそうですが、ウチのサイトも似たような所はありますね。


2.森友学園問題



小林: それにしても変な話だね、契約書が2通あるというのは「税金対策かな?」と思ったが、そもそも定期借地権なんて無理な絵を書いた奴にも責任があるし(なあ橋下)、そこまで無理して進めるような案件かと。



ハヤト: この人は関わっているんですかね?

小林: あまり関係ないと思うよ、知事の松井も申請されて認可出しただけでむしろ被害者だろう。

ハヤト: 土地自体の価格も3つあるらしいですね。ほぼ同じ大きさの隣の土地は14億(国が豊中市に売却)なんですが、府への申請では7億、実際は1億という契約書もあるらしいですね。



小林: 国に申告した総事業費21億はこれは半額は補助してもらえる金額だから多めに申告するのはありそうな話だ。あの界隈の路線価は14~15万円/平米ほどだが、路線価(相続税)というのは実売価格の8割だからねえ、宅地として購入するなら60万円/坪くらいの物件だ。造成すればもっと高いと思うよ。上のは坪85万だ。そんなもんだと思うよ。



ハヤト: 都市部の宅地価格としては普通という感じですね。ゴミが埋まっているとか色々言っていますが。

小林: が、府への添付書類では7億というのは、これは税金を意識した金額だろうな。同じ土地を国は市へはほぼ路線価(固定資産)で払い下げているから、契約自由の原則もあるし、最初にあった9億を7億(大阪府)というのはそう極端なディスカウントでもない。こちらは不動産取得税(2%)の賦課の基準になるので、実際の売買価格とは異なった金額の譲渡証を作成して登記所に提出するのは不動産取引の実務では良くある話だ。

ハヤト: ちょっと待ってください、森友学園など学校法人は取得税や固定資産税はかからないんじゃありませんか?



小林: 認可の時点で所有権を取得していなければ通常通り課税されるよ。とりあえず報道を信じると取得時点の税額は借地だから取得税は700万円、固定資産税は9億が課税標準だから1,260万円/年になる。結構な金額だな。だから定期借地権なんて変なギミックを(>橋下)、、

ハヤト: 税金や申請に関係ないとなると、1億円という売買契約書は何なんですかね? 言い分によると通常の価格は9億円で、ゴミ処理費用が8億円かかるからその分控除したということですが。

小林: 1億は借地契約の保証金だろう。残りは10年ということになっているが、ほとぼりが冷めた頃に契約更改で50年に伸長して、事実上は無償で借地すれば、いわゆる固定資産税の年税額は通常の学校と同じくほぼ無税ということになるのかな? 固定資産税は地方税だから、契約付随事項として税金を肩代わりしてくれたということで取得税も込みで売買代金に充当すれば、事実上は国が森友に1億円で土地を払い下げるという絵を合法的に描くことは可能だ。50年は長すぎると思うけどな


学校は銭やで(>籠池)

ハヤト: 普通は無税な所(学校)に税金が掛かることを逆手に取ったということですね。籠池さん頭良いですね。


ボクって頭良いでしょ(>橋下)

小林: いいや、そういう小ざかしいことを考えたのはネトウヨ理事長(篭池)じゃなくてコイツだろう。しかし、コイツも50年の定期借地権までは考えていなかった。曲がりなりにも学校だから、最初の入学生が卒業する7年後には学校も軌道に乗り、代金も完済して仮登記も借地権も消除できると考えたんじゃないかな。


私、お嬢様ですから(>昭恵)

ハヤト: 安倍首相の奥さんが名誉校長だったり、日本会議系の議員が肩入れしていることはどう考えていたんですかね?

小林: 経営的にはプラスと考えたんじゃないかな、橋下は弁護士というよりテレビ芸人でビジネスマンだから。ま、小狡いが奴なりに無い知恵を絞った結果だ。知事の松井もそれならと話に乗ったんだろう、だが、連中の思惑を超えたのは理事の籠池が彼ら以上に銭ゲバで金に汚かったことだ。改めて六法を見直して、事業用定期借地権が50年までできることに気づいてしまった。50年できればさっき述べた通り、保証金の1億円だけで用地を取得できるからな。


橋下はん、借地は50年やで!(>籠池)


先のリプレイ

ハヤト: 色々狂ってきませんか? そもそも橋下さんの言う通り、大阪府の基準では借地の上に校舎は建てられないでしょう。それにこれじゃ最初の入学生が卒業できないじゃありませんか。学校法人として認可されていないんじゃ。

小林: 橋下・松井の目算では最初の入学生が卒業する7年後までには所有問題はカタを付けるつもりだっただろうから、ここで銭にこだわる籠池の態度は確かに維新の議員の言う通り、「ハシゴを掛けてやったのに自分から落ちた」ではあっただろうな。上の橋下の言い分も苦しいが、最悪、建物上の敷地だけ分筆して登記するつもりだったのかな、財務省が認めるとも思えんが、この辺は読み飛ばしが適当だな

ハヤト: 計算的には合います。件の学校の建築面積は2000平米ほどです。確か建物があると土地価格は減価するんでしたね? 減価率50%と考えますとちょうど1億円くらいで、契約書の数字と合いますよ。籠池さんは負担しなくて良いです



アフターサービスでしょ(>橋下)

小林: 橋下ってバカだよね(失笑)。そういうのを大きなお世話って言うんだよ。いずれにしろ、50年もの借地は橋下・松井ラインの頭にはなかった。10年という話だが、実はもっと早く終わりにするつもりだったんじゃないか。

ハヤト: 総じて見てどうでしょう、この問題はやっぱり政治家なんかの口利きがあった案件なんですかね?

小林: 今まで見た感じでは技巧に走っているきらいはあるが、特に強烈な圧力が政治サイドからあったと考えなくても説明は付きそうな話だな。最近流行りの言葉だが、「忖度」くらいの話だろう。籠池という少し頭のネジの外れた人が極右小学校の計画を売り込んで、それを大阪府の橋下や松井、そして安倍さんと奥さんが好意的に受け取って、その事情を財務省と大阪府の官吏が忖度して手続を進めたといったくらいの話だ。

ハヤト: 教育内容からすると、憲法89条の問題もありますね。

日本国憲法第89条 公金その他の公の財産は,宗教上の組織若しくは団体の使用,便益 若しくは維持のため,又は公の支配に属しない慈善,教育若しくは博愛の事業に対し, これを支出し,又はその利用に供してはならない。

小林: こちらの推測が正しいとすると、外観上、金銭的な辻褄合わせ、補填を考えているから、その線(利用に供してはならない)で議論するのは難しいだろう。本質的にはその問題だと思っているけどね。それにこんな構図、籠池一人の悪知恵じゃないことも明らかだ。どれ、ネトウヨついでに今ぞときめくネトウヨアニメータ、小林誠の意見でも聞いてやるか。やっぱり2202、あまり売れていないみたいで最近は番宣が煩わしいけどな。



ハヤト: バカすぎて涙が出てきますね。

小林: リツイートするにしても内容を選ばんとな。

ハヤト: 次回は表題通りリメイクの話をしましょう。では、今日の所はここまで。