Mobilesuit Gundam Magnificent Theaters 2005.

An another tale of Zeta・・・INTERVIEW


(インタビュー 2017/2/19)




機動戦士Zガンダム ハヤト・コバヤシさん
※本作の記述とは関係ありません。



はじめに

ハヤト: 皆さんこんにちは、カラバのハヤト・コバヤシです。ATZのインタビュアーを務めています。

小林: 作者の小林昭人です。



1.北朝鮮のゆるキャラ死す



小林: マア、殺されても驚きはしないが、何もこんな人畜無害なキャラを殺すことはなかったな。

ハヤト: 数年前のディズニーランド訪問以来、日本国民には変な人気のあったキャラでしたからね。

小林: 実は殺した金正恩の方が母親が大阪出身で日本とはごく近いんだ。正男の方は庶子だったので継承問題は最初から蚊帳の外で、金正日が死んだ時も話題になったことはなかったな。



ハヤト: でも、遺体も検死の後、マレーシアの病院に置き去りで引き取り手も無いようですよ。

小林: ま、分かる話だが、正男の家族も引き取りに来て芋づる式にやられてしまうのを警戒しているんだろう。その辺の駆け引きは北朝鮮が遺体引き渡しを要求したということだから、まだ続いているな。



ハヤト: しかし、、本当に金正恩が殺害を指令したのでしょうか?

小林: そんなことは分からんよ。数年前から殺害を計画していたと言うし、真っ先に疑われる立場であることは否定できんがな。



2.グラント化するトランプ政権


第18代アメリカ大統領 U・S・グラント

(前回コメント)小林: これが歴代最悪と言われる18代グラントに並ぶ、あるいはそれ以上の汚職大統領になることはもう確実だと思うんだ。

ハヤト: ええ、フリン氏が辞任しましたし、人事をめぐるトラブルは続いています。また、長女のイヴァンカ氏の経営する衣料店の話や、トランプ氏自身の利益相反など不穏な動きが続いていますね。あと、F-35を値引きさせるためにライバル社のボーイングに旧式のF/A-18の大量購入を示唆していますね。



小林: F-35なんてまともに飛べない駄作機なのにね。個人的には現在の軍事情勢ならF/A-18で良いと思うけれども。

ハヤト: ま、今の戦争はこういう本格的な兵器よりドローン爆弾ですからね。

 
ドローン兵器とそれで壊滅したイスラム国

小林: 有史始まって以来、無人兵器にここまで追い込まれた武力集団もなかったな。ドローン機は航空機としてはF-18に歯が立たない代物だが、戦闘機を持たないテロリスト集団には有効だ。

ハヤト: こちらを開発した方が効率が良いですよ。

小林: 有人機と空中戦闘となれば無人機には分が悪いが、単にレーザー誘導ミサイルを運んで撃つだけなら大した技術は必要ない。ステルス性も不要だ。

ハヤト: 冷戦の時代と違って、アメリカやロシアの敵が同等の戦闘機を装備する可能性はないですからね。

小林: これを例えば日本など、文明国相手に用いるなら、千発撃っても全部撃墜されるがな。軍事力の使い方が変わってきている。ドローンがいくら進歩しても、通常型の航空機が全く要らなくなるとか、技術進歩が不要ということはないよ。

ハヤト: しかしトランプ大統領、本人もさることながら、やはり閣僚レベルのトラブルが命取りになりそうな気配ですね。

小林: 山口二郎は腐敗と言うが、別に腐敗と言うほど日数も経っていない。イヴァンカの話などは調子に乗りすぎただけのことだ。そうではなく、本当の意味でのアロゲーション、疑獄事件が出てきたら一挙に失墜するが、それはまだまだ先の話になりそうだ。それに日本での民主党時代のドタバタを考えれば、今のトランプ政権は初期トラブルが少し多いくらいのものだ。



ハヤト: マア、日米首脳会談は成功しましたからね。



3.日本経済の動脈硬化



ハヤト: 今朝のニュース深読みで日銀のマイナス金利は効果あったのかという話がありましたが、給料も上がっていませんし、あまり実感ありませんね。

小林: 給料が上がらないことには理由があってさ、一つは小泉時代の竹中の金融審査マニュアル(貸し渋り)。もう一つは税法だな。知っての通り、日本企業の99%は非上場の会社、つまり株式市場で資金を調達できない会社だ。

ハヤト: 株式市場で調達できないとなると、やはり、現金を持っていた方が良いとなりますね。しかし、あまり持っていると課税されませんか?

小林: 色々見ると分かるんだが、最近は企業規模の割に過大な資本金の会社が多くてね。資本金は登記事項だが、資本準備金、利益準備金に剰余金は登記できないから、実はかなりの額が水面下にあると見て良い。企業会計原則では資本と利益は厳格に区分されるけれども、その資本には剰余金を含む場合があるし、税法上、資本に分別されれれば法人税はかからない。法が改正されて利益剰余金の資本繰り入れも認められるようになったから、外形標準課税の1億円という縛りはあるが、資本金は増える傾向がある

ハヤト: 当局としては、水面下に隠されるより課税できなくても(税法上の資本計算は違うため)登記してくれた方が良いという感じですかね。

小林: 実はこれが利益が上がっても給与に還元されない原因でさ、内部留保を溜め込む会社には二種類あって、一つは外形標準の1億円を目安にそれ以下で資本を増やす会社、もう一つは外形標準もお構いなしに税金を払っても資本を積み増す会社だな。

ハヤト: 資本は計算上の金額ですから、実際にそれだけの金額を持っていない例もありますね。

小林: 商法上の大会社は会計監査人の設置義務があり、規制もそれだけ厳しいけれども、経営不振でそれだけの資産がない場合、資本金を1億円に減資して監査人の設置義務や外形標準の規制のない会社にする例はかなりある。なので、どんな会社も隠し資産を持っているというわけでもない。

ハヤト: 一応報道では大企業の内部留保はおよそ300兆円だそうですが、全体ではどのくらいなのでしょう?

小林: 700兆弱という説もある。非上場の会社では、だいたい一社平均1億円のその種の金がある計算になるな。先に金融審査マニュアルの例を挙げたけど、氷河期時代の貸し渋りの経験はこれら企業にはまだ生々しいんだ。なので、金融行政に対するその辺の不信感を払拭しないとこの金が従業員に還元されることはまず無いと言って良い。



4.安倍さんがTPPに固執する理由



小林: 巷の間では「バカじゃなかろうか」、「アメリカが降りたのに無謀」という安倍さんのTPP固執だが、トランプまで巻き込んで認めさせた所を見ると、実はこれはもっと大きな計画の一部だったんじゃなかろうか。

ハヤト: 安倍さんと言えば、トランプ氏の発言を受けて対米投資と雇用創出の提案がありましたね。えらくアッサリ出してきたなという感じですが、実は前から計画されていたのではと。

小林: 投入されるGPIFは5兆円と言われていたから、ゴールドマン・サックスの証券化でBIS基準が適用されるとなると60兆円ほどを動かせる計算になるな。今見た通り、一社1億円の内部留保があるなら60万社分、平均すると2千万円だ。そのくらいの金はありそうだね。

ハヤト: ほか、財団法人とかマンションの管理組合なんかどうでしょう? こういう所もかなり貯め込んでいそうですが。

小林: 会社に比べると数が少ないんだ。両方合わせて15万件くらいじゃないか? もちろんこういう所も1億くらいは普通に持っている。マンションの建て替え費用なんか金融的には死に金だからな。だけれども、これらを合わせてもゴールドマン債券はやっぱり一法人2千万ほどじゃない? 一口に直すと50~100万円ほどか。そんな金融商品あったかな?

ハヤト: GPIFを投入する理由は、音頭を取る国がリスクを取らないと企業主たちが乗ってこないということですね。



小林: トランプとの会見の前に、安倍さんは最近はメセナ企業と化しているトヨタの社長に会っているが、日本国内だけ見るとトヨタとその関連会社のGNP構成比は50~100兆円ほどだ。堅い線である50兆で見ても、やっぱり5~6兆はすぐに動かせるのかな? 最終的にはこれをテコに100兆円動かすにしても、核は必要だ。GPIFの担保はトヨタ社長の豊田章男がボンクラじゃなければ、当然要求すると思うよ。

ハヤト: そうなるとアナタはGPIFの投入には反対ではないということですね。

小林: 反対ではないよ、それに対米投資が理由にしても、全部をアメリカに投資する必要はなく、多くは還流させて国内に再投資すれば、結果的に内部留保は景気刺激になるし、その間に法規制を整備すれば現在の日本の病である金融経済の動脈硬化の治療になるのではないか。そういう点、トランプは良い刺激だったし、日米首脳会談も大成功だよ。

ハヤト: アナタ、トランプ氏がこういう構図を理解できる人と思ってます?

小林: 全ては理解しなかったにしろ、麻生まで付いていったんだし、日本経済の抱える問題については理解したんじゃないか。



閑話休題



ハヤト: そろそろ本題にと行きたいところですが、何とも掴みどころのないPVで、、、

小林: 戦闘シーンばかりで語るようなストーリーが進んでないからな。基本的には2202は無視の方針だが。

ハヤト: 無視しても良いんじゃないかと思いますよ。このPV、多くの点で我々がこの作品に求めるべき水準に達してません

小林: 構図は見にくいし、構成は稚拙だ、確かに、ある意味2199より悪いと言え、これじゃヤマトできないわな。宇宙人相手の銀河英雄伝説でもやってくれた方が、、

ハヤト: 挿入歌は沢田研二のようですね。あと、こんなPVもありますね。



小林: 佐渡はこんなにだらしない人じゃないよ(苦笑)。

ハヤト: ドテラに下駄ですか、確かに慰霊式に出る格好じゃありませんね。

小林: ホント、キャラを掴んでいないよね。こんな連中が作っているのかと思うと、取り上げるのもバカバカしくなるな。同じ場面ではヤマト2の佐渡はちゃんと正装していたよ。

ハヤト: 2202のレビューを書く必要は、どうも無さそうですね。

小林: 書くほどの内容がないからな。これは小林誠デザインのプロモーションムービーで、こんなものは作品じゃない



ハヤト: これはコスモタイガーの加藤三郎さんですが、何か一家心中しそうな勢いですね。目つき暗いし。

小林: これが加藤一家だというのだから泣かせるな。

ハヤト: ま、ずいぶん長い期間掛けてやるようですし(2年半)、そこまで付き合っていられません。