◇MUDDY WALKERS
Zガンダム 比較レビュー →ZZレビュー
本題はあっという間で後は痴話ゲンカ
考えてみればオープニングが変わって15話くらいになるが、「これはガンダムじゃない」という非難は中盤くらいからあったように思える。オープニングで目立つのはシャアとかアムロなど前作キャラで、いかにも「これは続編なんだ」と言いたげだが、中身は全然違うことは言うまでもない話である。
で、前作の後継作品でもなければ未来の話でもない霊魂オーラの漂うこの世界では、近づくサラの気配でカミーユが呼び出され、前半はほぼサラとカミーユの痴話ゲンカで終わる。で、本題のジャミトフと会見したハマーンだが、こちらも10秒くらいで会見は終わりジャミハマは世代間ギャップで決裂、カミーユはサラを連れて帰る。何だか良くわからない話になってきた。そこでジェリド登場、ああ、またいつものトムとジェリーがでZガンダム名物、何十度目かのジェリドとカミーユの戦いが始まる。ここでジェリドがやられるのもお約束である。で、ジェリドとカミーユの乱闘の間に「死ね、カミーユ!」でカツが乱入するのもお約束である。何度目なんだろうこのパターン。
作品全体を貫く主題やテーマ性の欠如
とまあ、何だったのこの話と思える感じで淡々と話は進むが、指折り数えて終わりを待つと残りあと6話、2話は決戦パートだと思うので、使えるのは4話くらい。ハッキリ言ってこの辺から準備しないとヤバいだろうという位置である。しかし、次回もどうもそんな話ではなさそうで、ハマーンがアクシズをぶつける話で多分終わる。放ったらかしにされているコロニーレーザーが哀れである。
このレビューも語ることがなくなってきたというか、話が薄いし見所といえば痴話ゲンカぐらいだし、ポイントと言っても特にないし、肩透かしみたいな話がこうも続くと、見ている側も疲れてしまう。
筆者は別途並行でZZのレビューもやっているが、このZZも途中あたりから見る気しなくなる作品である。Zに比べると個々の話は出来は悪くないのだが、並べてみるとより単調というか、作品全体を貫く主題やテーマ性の欠如が感じられる。これは続編なので、これらの作品に共通する「テーマの見失い感」はどうもこの辺から始まっているようである。要するに中だるみ現象なのである。思うにZZの制作がこの時期には決まっていたことが、ラスト近くになるにも関わらず第三クールの延長のようなたるんだ話が続く、おそらくは原因なのだろう。
(レビュー:小林昭人)
評点
★ 次の話も含めて一話で十分。(小林)
★ メインの会見、意味がよく分からない。(飛田)
コメント
ああ、もうタイトルからして脱力が、殺さなくてもいいじゃないか、ブライトとの掛け合いは楽しんで見ていただけに、そろそろ突入無理やり殺害の最終決戦モード、全員生き残るとかもっと和気あいあいとしたラストでもいいんじゃない? で、何を思ったかジュドーは前回偶然見つけたミネバ誘拐作戦を実行する。何でと思うが、やけにテンションの上がったグレミーが打倒ハマーン宣言をしている。そしてジュドーたちは易々とコロニーに潜入する、鍵掛かってないんだろう。そこでマシュマー再登場。
で、お約束のハマーンとジュドーの再々対決だが、元々描写自体が少ない人だけにハマーンの意図が今一歩分からない。どうもミネバそんなに大事そうじゃないし。まあいいか、あと3話で最終回だ。
で、話はつつがなく進み、ジオン軍も仲間割れで手一杯、どう見てもタイトル通りに死にそうにないエマリーさんだが、後半で突然殺される(何でだ)。
何というか、そろそろラストなのだが、話の軸というかテーマを見失ったような話が続いていて実はそんなに面白くない。というより、何でエマリーさん殺しちゃうの。
(レビュー:小林昭人)
評点
★★ エマリーが死んでもイマイチの話。
その他のZレビュー
「機動戦士Zガンダム回顧録」 Z第44話レビュー
「パラレルユニヴァース」 Z第44話レビュー
関連リンク
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